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弊社製品のクラウド環境構築を支援します

近年、Microsoft Azureや、Amazon Web Services(AWS)等によるクラウドコンピューティングの広がりとともに、FA-Panelをはじめとした弊社製品のサーバアプリを、クラウド上の仮想PC環境で稼働させたいというニーズがあります。
ここでは、FA-Panelを例として、弊社製品のサーバアプリ「Panel Server」をクラウド上で動作させるための方法について簡単に説明します。

  • 技術支援をご要望のお客様
    弊社では、お客様のクラウド上で弊社製品を動作させるための環境構築支援を、有償サポートとしてお手伝いします。クラウド環境の構築支援に関するお問合せは、以下のメールアドレスまでお寄せください。
    support@roboticsware.co.jp

  • ご自身での環境構築を検討中のお客様
    クラウド環境における環境構築に関する技術情報は、弊社Webサイトのテクニカルガイドに公開されています。
    設定手順の詳細については、テクニカルガイド「Panel Serverをクラウドで動かす方法 (Azure編)」、「Panel Serverをクラウドで動かす方法 (AWS編)」を参照してください。

従来のシステム構成(クラウド利用なし)

まず、クラウドを利用しないオンプレミスでのシステム構成について簡単に説明します。この構成では、すべてのPC、PLC等の機器がローカル環境上にあり、ネットワークは外部と遮断されています。
  • サーバアプリの「Panel Server」は、PLCなどの下位機器と通信接続して各デバイスからデータ収集を行います。尚、ロギング・集計、アラーム監視などの処理はPanel Serverが行います。
  • クライアントアプリの「Panel Browser」は、Panel Serverと通信接続して各種データを監視画面に表示します。
  • Panel Serverが稼働するPCのUSBポートに、「通常ライセンス」のライセンスキーを挿入します。
    (※インターネット接続が可能なら、オンラインライセンスの利用も可能です)

この構成のメリット
  • クラウド構成と比較して、PLCなどの機器との通信速度が高速である。
  • クラウド構成と比較して、ネットワークが安定している。
  • 外部のネットワークから遮断されているため、セキュリティリスクが低い。
  • 構築時にクラウドの知識を必要としないため、容易に構築できる。
デメリット
  • サーバPCを含む、全てのハードウェアの実体が必要となる。

サーバのクラウド実行(サーバのクラウド化)

Panel Serverをクラウド上で実行させるシステム構成例です。この構成の一番の目的は、オンプレミス側に実機サーバPCを設置しない事により、サーバPCのハードウェアメンテナンスから開放される点です。
  • クラウド側のインスタンスにPanel Serverをインストールして実行します。
  • クラウド側のPanel Serverと、オンプレミス側のPanel BrowserやPLCなどとの通信経路として、VPNによる常時接続を行います。
  • クラウド環境ではUSBキーを物理的に挿入することができないため、「オンラインライセンス」を使用します。

この構成のメリット
  • サーバPCのハードウェアが不要。
  • クラウドのリソーススペック(メモリ、CPU、通信速度など)の増減が柔軟にできる。
  • クラウド上でのバックアップなど冗長性が柔軟である。
  • クラウド上のサーバに接続可能な環境であれば、どこからでもクライアントを接続できる。
  • 同じく、どこからでもサーバの管理操作が可能となる。
デメリット
  • クラウドの基盤技術にトラブルが発生した場合に、一時的に監視システムが利用できなくなる可能性がある。
  • VPNの通信が遅延したり不安定になる可能性がある。
  • サーバ製品はVPN経由でオンプレミス側のPLCと通信するため、大量なI/O点数や高速なデータの収集に対応できない可能性がある。
  • システムの管理運用に、クラウドの知識(セキュリティ含め)が必要となる。
  • オンプレミスと比較してセキュリティリスクが高い。

この構成の注意事項

  • クラウドとローカル間をVPNで接続するため、通信速度が一時的に低下したり、高速な通信が行えない場合があります。
    従って、構築するシステムは、通信速度が不安定になることが問題にならない監視システムである必要があります。
    • データ収集周期などの速度要件を満たしているかどうかを確認する
    • 多少のデータの取りこぼしが発生したとしてもかまわない
  • PLCとの通信は、UDPではなくTCPを使用することを推奨します。
  • セキュリティには十分に配慮する必要があります。
  • 万が一、悪意を持った第三者に接続された場合の事を想定し、危険な出力操作や発停操作を伴わない監視システムであること。

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