クライアントの画面表示設定の具体例

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > 監視システム構築ガイド > プロジェクトの作成 > 標準プロジェクトの作成 > クライアントの運用形態と表示モード >

クライアントの画面表示設定の具体例

概要

ここでは、以下のニーズに応じた画面表示の設定例を紹介します。

 

各詳細については以下を参照してください。

 

ニーズ

概要

システムメニューを消す(終了ボタンなし)

 

監視画面の運用現場では、ユーザーの誤操作などによる意図しないシステム終了を避けたい場合があります。

 

このようなケースでは、タイトルバー(画面上部の、タイトルが表示されている部分)の終了ボタン(×ボタン)やアプリケーションのアイコン(アイコンのメニューから終了が選択できる)などを非表示にすることで、ユーザーが簡単に終了することができないような構造にすることで対応します。

 

フル画面表示での運用(フルスクリーンモード)

 

監視画面の運用では、監視画面を表示するPCを完全に監視システム専用として使用し、他のアプリケーションを使用させたくない場合があります。

 

そのような場合によく用いられるのは、画面全体に監視画面を表示させる「フル画面表示」による運用です。この運用ではシステムメニューが非表示となるため、アプリケーションを終了させるための何らかの仕組みを独自に用意しておく必要があります。

 

アプリケーションの画面表示サイズを指定サイズに変更する

 

上記のフル画面表示での運用とは別に、タイトルバーを表示した状態を維持しつつ、表示エリア一杯にPanel Browserの画面を表示して運用したいケースがあります。例えば、画面の最大、最小化表示などの操作は許可しつつ、平常時は全画面に近い運用を行いたいような場合です。

 

このようなケースでは、画面の表示サイズに適切なサイズを直接設定することで、意図した表示サイズで表示されるように設定してやる必要があります。

 

フォームをメインエリアの実寸サイズに合わせる

 

アプリケーションの表示サイズを指定サイズで表示した際に、フォームの拡大・縮小などの影響を受けずに、Panel Editorで作成した画面の実サイズのまま忠実に表示したい場合(つまり、自動的に拡大・縮小させたくない場合)があります。そのような場合は、実行時の実際のフォームの正確なサイズを調べ、あらかじめそのサイズでフォームを作成する事で対応します。