フォームをメインエリアの実寸サイズに合わせる

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フォームをメインエリアの実寸サイズに合わせる

フォームのサイズをメインエリアの実寸サイズに合わせる

フォームのサイズが実際の表示エリアのサイズと異なる場合、ストレッチモードの設定に従って自動的に拡大・縮小表示される動作となります。もしも、Panel Editorで作成したフォームの実サイズのまま忠実に表示したい場合は(つまり、自動的に拡大・縮小させたくない場合)、以下に示す方法によって実際の表示エリアの正確なサイズを調べ、あらかじめそのサイズでフォームを作成する事で対応することができます。

 

■設定方法

 

1.メインエリアの実表示サイズを調べる

 

Panel Editorのプロパティページから、client.xmlのプロパティを表示します。

 

メインエリアのビューの表示サイズを調べるには、client(ルート)の「DeveloperMode」プロパティをTrueに設定します。

 

p_prj_0039

 

上記は通常はFalseとなっています。このプロパティをTrueにしてPanel Browserで実行すると、画面上に実際のビューのサイズが表示されるようになります。

 

p_prj_0040

 

上記の例では、メインエリアの表示サイズは、1078 * 882 であることが分かります。尚、この値は実行環境やOSのバージョン等により変わる可能性があります。

 

 

2.フォームのサイズを変更する

 

Panel Editorから対象のフォームを選択し、フォームのプロパティを変更します。

 

フォームのHeight、Widthプロティに、先で表示された実寸のサイズを入力してください。

 

p_prj_0041

 

上記の例では、幅1078、高さ882となります。

 

 

hint

トレンドグラフやアラームサマリなど、標準フレームワークにあらかじめ含まれている各標準機能のフォームはストレッチモードに「RESIZE_FULL」を用いて構築されており、画面のサイズ変更が行われた場合でもボタンなどのコントロールの位置やサイズが適切に配置されるように調整されています。従って、フォームのサイズを個別に調整する必要はありません。