不具合内容

(Rev15)稼働監視の不具合

<対象>
以下のいずれかにあてはまる場合
  • 標準フレームワーク(Rev13~Rev14.1)の稼働監視を利用している場合
  • 画面ライブラリの稼働監視(LibraryVer 20210219)を利用している場合
<不具合内容>
  • 「稼働状況モニタ」にて以下の不具合を修正
    • 設定登録の「表示データ」でモニタ選択時に値バインドを設定しない場合にエラーが表示される
    • 設定登録の「稼働監視モニタ設定」-「デザイン」でタイトル、またはサブタイトルを非表示とし、上詰め設定としている場合、メッセージ表示の位置が正しく表示されない
    • 表示データにモニタを選定してタグの値を表示する際に単位が設定できない
  • 「稼働分析」にて以下の不具合を修正
    • 現在時刻以降のデータがある場合に、現在時刻を超えてタイムラインのバーが表示される
    • 基準時刻を変更している場合、基準時刻以降のデータがない場合にタイムラインのバーが表示されない
    • 基準時刻で分を変更している場合、タイムラインのバーの描画範囲が時単位で表示される
    • 設備詳細グラフにおいて、日の開始時刻を0時以外に設定し、当日以外の日(1日分)を選択したとき、指定した開始時刻から1日の範囲で表示されない。(0時から23時の範囲で表示される)
  • その他、以下の不具合を修正
    • 監視対象タグのユニットがオンライン後に通信断となった場合、ガントチャートのバーが伸び続ける。
    • オンライン時に監視対象タグのユニットが通信断の場合、集計が行われない。
    • オンライ中に監視対象タグのユニットで接続、切断が繰り返された場合に、ガントチャートが正しく表示されない。

※画面ライブラリのバージョンは、該当ライブラリのフォルダプロパティの「LibraryVer」の値で判別出来ます。

この不具合に対する対処方法

■配布ファイル

ダウンロード(最新パッチの適用)
差分ファイルダウンロード

■画面側の修正

  1. Panel Editorで該当プロジェクトを開きます。また、もう一つのPanel Editorを起動し、差分ファイルダウンロード内の「patch\src\client\machinestatus.xml」を開きます。
  2. 該当プロジェクト側の_MachineStatusフォルダ内の「_Andon」「_Detail」「_SetupAndonInfoDialog」フォームをバックアップの為、別の名前にリネームします(例「_Andon_bk」「_Detail_bk」「_SetupAndonInfoDialog_bk」)。
  3. 差分ファイル側の「_Andon」フォームを右クリックでコピーし、該当プロジェクト側の「_MachineSatus」フォルダへ貼り付けします。(「_MachineSatus」フォルダ内の一番下にコピーされます。)
    同様の操作を「_Detail」「_SetupAndonInfoDialog」フォームについても行って下さい。
  4. 動作を確認し、問題がないことを確認できましたらバックアップでリネームしたフォームは削除して下さい。
    ※ お客様がソースコードをカスタマイズしている場合は、削除時はご注意下さい。

■ファイルの入れ替え

  1. 差分ファイルダウンロード内の「patch\src\server\machinestatus\script\statuscal.txt」をプロジェクトフォルダ内の「server\machinestatus\script\statuscal.txt」へ上書きコピーして下さい。
    ※ お客様がソースコードをカスタマイズしている場合は、上書きコピー時はご注意下さい。

■サーバファイルの修正

※ 以下の作業前にRev14.21以降のパッチ適用が必要です。
  1. Panel Serverで該当のサーバ設定ファイルを開きます。
  2. 「Application-Tag-Driver」から「MachineStatus」ユニットを削除します。
    ※ お客様が、本ユニットの編集(ユニットプロパティの変更、ユニット内へフォルダ・タグの追加・削除)を行われている場合は、以降の作業の後に再設定して下さい。再設定が必要な場合は、削除ではなくユニット名の変更を行い、再設定後に削除する事をお薦めします。
  3. 「Application-Tag-Driver」を右クリックし「CSVファイルの追加読込み」で以下ファイルを読み込みます。
    ・配布ファイル中の「patch\tagcsv\MachineStatusTag.csv」
  4. 読み込まれた「MachineStatus」ユニットを展開し、「MachineStatus-K001-S01(タグパス:MachineStatus.K001.S01)」タグのパラメータに「UNCERTAIN」文字列が付与されていることを確認します。
    (正常に更新された事の確認)