はい。機器に応じて幾つかの方法で生存確認を行う事が可能です。
また、下記で生成した生存確認用のタグを用いてアラームアクションに登録することにより各機器の故障状況をアラーム表示するなどの応用ができます。
- PLCの生存状態を取得する
- 概要
PLCの生存ステータス(システムプロパティ「Alive」)を判定する事で、PLCの生存状態を判定します。
※システムプロパティ「Alive」につきましてはこちらを参照ください。
- メリット
・システムプロパティの利用により、簡単にPLCの生存確認が可能。
- デメリット
・利用出来るのは、PLCのみ。
- Pingユニットを利用する
- 概要
Ping(ICMP)を用いて、TCP/IPで接続されたコンピュータやネットワーク機器の状態を判定します。
※Pingユニットにつきましてはこちらを参照ください。
- メリット
・サーバ側の設定のみで、Ping応答の確認が可能。
・ルーターやネットワークプリンターなどの、ネットワーク機器の判定も可能。
- デメリット
・ネットワーク上での判定のみなので、機器上で動作しているプログラムなどの確認はできない。
- メモリデバイスユニットの生存確認タグを利用する
- 概要
生存確認タグに定期的に値を変化させながら書き込む事で、その書き込みが停止した場合に機器停止と判定します。PLCのあるデバイス値が定期変化する場合は、ブリッジアクションの利用により、PLCの生存確認もできます。
※生存確認タグにつきましてはこちらを参照ください。
- メリット
・プログラム・ラダーなどから定期的に値を書き込む為、処理自体の停止が判定できる。
・パソコン上で常駐プログラムを作成する事で、パソコン自体の生存も確認できる。
- デメリット
・定期的に更新するプログラム・ラダーを作成する必要がある。