FA-Panel6のRev13では、ネットワークカメラの録画・再生機能を中心に大幅なアップデートが行われました。 また、標準フレームワークに分割表示機能、ユーザ管理機能(ログイン機能)が追加されました。
ネットワークカメラなどのストリーミング映像の表示や、動画ファイルや画像ファイルを表示することができます。ビデオプレイヤー部品をフォームに貼り付けて簡単な設定を行うのみで、グラフィック画面上に動画を埋め込んで表示したり、ビデオレコーダー機能で録画した録画データを再生したりすることができます。
三菱電機インフォメーションネットワーク社製のネットワークカメラ録画・配信サーバ「ネカ録」と連携させることができます。ネカ録に接続されているカメラの映像を閲覧したり、ネカ録上で記録された録画データをビデオプレイヤー等から再生することができます。
汎用的なネットワークカメラのストリーミング映像をMP4形式の動画ファイルとして録画/再生することができます。手動での録画開始/停止のほか、週間スケジュールとして曜日毎の録画開始/停止時間を設定して録画したり、タグの値によるイベント条件のON/OFFを検出して自動的に録画を行うことができます。 また、タグの値をカメラの映像上に重ねて表示し、録画データに含めて記録することもできます。
メインエリアの表示枠のレイアウトを自由に定義し、グラフィック画面のほか、トレンドグラフ、アラーム履歴などの各種標準機能の画面を同時に並べて表示することができます。 また、分割表示の表示枠にはネットワークカメラを割り当てることもできます。同時に複数のカメラの映像をならべてカメラモニタとして利用したり、グラフィック画面やトレンドグラフとカメラ映像を並べて表示したりすることができます。
ユーザ管理(ログイン機能)により、システムの起動時などにログイン画面を表示して、ユーザ名とパスワードによる認証を行うことができます。この仕組みにより、ログインに成功しなければシステムを利用できないようにすることができます。 ユーザ管理ではユーザグループ毎にアクセス権限を設定することが可能となっており、ユーザのレベルに応じて各画面の操作権限を切り替えることができます。
従来のようなテキストや画像ファイルのほか、動画ファイル、PDFファイルなどの様々なファイルをガイダンス情報として登録し、タグやデータソースなどの情報に関連付けて呼び出すことができます。登録されたガイダンス情報は、インフォメーションバーの関連情報から呼び出したり、グラフィック画面上に配置したボタンから呼び出したりすることができます。