この質問に対する回答
①OPCクライアントとしてパネル製品が動作する場合
■通信方式の選択の仕方について
「変化通知」はOPCのクライアントの要求によらず、
OPCサーバーからの通知を受ける方式になります。
「変化通知」は更新周期によるキャッシュ値更新の際、
値に変化があればクライアントに通知されることになります。
これに比べ「同期通信」は、OPCサーバはクライアントからの要求に対して
メソッドの引数にデータを確認して返します。
この間、クライアントはそのメソッドがリターンするまで待ち状態となります。
その為、Panel側の待ちが発生することとなりますので、
通常は「変化通知」を推奨とさせて頂いております。
ただし、変化通知が多く発生する場合、「変化通知」を選択していると、
(値の変化がms間隔等で値の変化が行われる場合等)
OPCサーバー側の負荷が高くなる場合があります。
そのような場合「同期通信(キャッシュ値)」での通信を推奨致します。
「同期通信(キャッシュ値)」は一定間隔(アップデートレートで設定)で通信を
行うため、負荷が安定致します。
「変化通知」でOPCサーバの負荷が高い場合は、
「同期通信(キャッシュ値)」にて通信を行い、動作確認を行なってみてください。
※「同期通信(キャッシュ値)」はキャッシュを見に行くことで、
負荷が減りますので通常は、
「同期通信(リニア値)」ではなく、
「同期通信(キャッシュ値)」を選択してください。
②OPCサーバとして動作する場合
OPCクライアントからの接続の際の通信方法は、クライアント側で
選択します。
下記の通信方法に対応しており、必要によってクライアント側で
選択してください。
・同期通信(キャッシュ、デバイス)
・非同期通信(キャッシュ、デバイス)
・変化通知