Panel製品(FA/PA/BA)の「Panel Server」で定義した配列タグの読み書きはReadVal/WriteValメソッドにより可能です。一方で、配列タグの各要素(例えば100個の配列の3番目のみ)に直接スクリプトで読み書き(ReadVal/WriteVal/WriteRefresh)する、あるいは、直接バインドすることはできません。
スクリプトやバインドによる配列タグの各要素への読み書きが必要な場合は、配列タグは利用せず読み書きが必要なアドレス毎にタグを定義して下さい。配列タグを既に作成済みで配列タグの各要素へアクセスする必要が出た場合、要素ごとのタグを別途追加してそのタグに対して読み書きを行う事で解決できます。この場合、タグの個数が増えますが、内部的な通信処理は最適化されており、重複して通信するなど通信パフォーマンスが遅くなることはありません。
例えば、U01.F01.T01という10個の配列タグの各要素に対してアクセスするための下記のようなタグを別途作成します。
例)
- 配列タグ
U01.F01.T01 --- D0000からD0009 - 配列要素アクセス用タグ
U01.F01.T01_0 --- D0000
U01.F01.T01_1 --- D0001
...
U01.F01.T01_9 --- D0009
各要素へのアクセスタグの追加は「タグ連続追加」機能を使うと便利です。詳細は
こちらをご確認ください。
本サンプルは
こちらになります。ご参考ください。