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リリースノートUPDATE:2017年11月6日

Ver6 のRev5.1をリリースしました。 (2017年11月7日 追記） 2017年11月6日に「VER6 Rev5」のリリースをお知らせしましたが、一部機能に不具合がございましたので、「VER6 Rev5.1」として再リリースを実施しました。「VER6 Rev5」を既にお使いのお客様につきましては、「VER6 Rev5.1」への更新をお願い致します。 不具合内容

• FA-Server付属のFA-Clientもしくは、FA-Panel(及びPA-Panel)の標準フレームワークから作成したプロジェクトからトレンドグラフ画面を開くと、スクリプトエラーが発生する。

機能追加

• FA-Panel, PA-Panel, FA-Server

  キーエンス Ethernet KV-7000/5000/3000シリーズのドライバの内部補助リレー(MR)のアドレス範囲を６桁に対応。

• FA-Server

  FA-Engineにて、ライセンスが無い場合、ErrorOccuredイベントで「No license.」というメッセージを出力するように対応。

• FA-Panel, PA-Panel, FA-Server

  サマリマスターファイルの共通プロパティセクションにPowerfactorMaxMinTypeプロパティを追加。力率の最大値と最小値の計算方法を選択できるようにした。
  • "TYPE1"---最小値：マイナス方向の-0.5に近い力率 / 最大値：プラス方向の0.5に近い力率（デフォルト）
  • "TYPE2"---最小値：絶対値が1(100%)に一番遠い力率 / 最大値：絶対値が1(100%)に一番近い力率
  ※TYPE２にしたい場合は、下記の１行をサマリマスターの共通プロパティセクションの定義に追加する必要あり。
  [COMMON]
  PowerfactorMaxMinType=TYPE2
  

• FA-Panel, PA-Panel, FA-Server

  時刻同期アクションにて年を２桁で指定できるように対応。

• FA-Panel, PA-Panel

  プロットグラフ、トレンドグラフ、ヒストリカルトレンドグラフにPowerfactorMaxMinTypeプロパティを追加。力率の最大値と最小値の計算方法を選択できるようにした。
  • "TYPE1"---最小値：マイナス方向の-0.5に近い力率 / 最大値：プラス方向の0.5に近い力率（デフォルト）
  • "TYPE2"---最小値：絶対値が1(100%)に一番遠い力率 / 最大値：絶対値が1(100%)に一番近い力率
  ※AddPen/SetPenPropertyのDataTypeプロパティがpowerfactorXXの時有効。

• FA-Panel, PA-Panel

  グリッドコントロールにて、SetColWidth / SetRowHeight / SetData / GetDataメソッドで範囲外のセルを指定した場合でも動作保証するように対応。

• FA-Panel, PA-Panel

  シーメンスS7-1200 / S7-1500に対応。

• FA-Panel, PA-Panel, FA-Server

  IPLINKインターフェースにてIPアドレスを最大３つまで定義できるように対応。
  
  例）192.168.1.1;192.168.2.1;127.0.0.1

• FA-Panel, PA-Panel

  Panel Editorのフォーム上で右クリックすると表示されるメニューに、「グループ編集」アイテムを追加した。

• FA-Panel, PA-Panel

  ビューコントロールのAllowMoveをTにし、タイトルバーを移動やクリックする際に、OnClickTitleBarイベントを発生させるように対応。

修正点

• FA-Panel, PA-Panel

  デマンドにて「サーバーが再起動しても過去の情報を引き継いで動作する」にチェックを入れて運用中、オフラインにしてサイクルタイム以上の時間（例えば３０分以上）オフラインにしたあと、オンラインにしたときに、下記の現象が発生する。
  • デマンド画面の開始時刻が、オンライン直後の時刻にならず、前回動作中だった時刻が開始時刻になってしまう。
  • 起動直後のデマンドの値がサーバが停止していた期間を含めて計測された値が加算される。（サイクルタイム内にサーバーが再起動した場合は停止していた期間も含め加算されるのは仕様。）
  以上を修正対応。

• FA-Panel, PA-Panel, FA-Server

  スクリプトVer2アクションで、ClearAllTagメソッドが利用不可となっていた問題を修正。

• FA-Panel, PA-Panel

  Panel BrowserとPanel Server間の接続にて、TCP通信のFrameロスが頻繁に発生する場合、Panel Serverがアプリケーションエラーが発生する場合がある点を修正。

• FA-Panel, PA-Panel

  ビューコントロール上のエディットボックスコントロール以外の部品で、タブキーを押してタブで移動した時に、２つ分移動してしまう件を修正。

• FA-Panel, PA-Panel

  イメージ、イメージライト、イメージスイッチ、イメージ選択コントロールでサイズの小さな画像ファイルを拡大表示させたときに、右と下の辺に透過エフェクト効果がかかってしまう件を修正。

• PA-Panel

  構造化タグ用メソッドFilterStructureTagNameのCompareFilter引数で指定した式が評価できなかった場合でもタグ名が列挙されてしまう点を修正。

• FA-Panel, PA-Panel, FA-Server

  横川電機FA-M3のEtherent/RS23CC通信ドライバのX/Yデバイスにて指定したアドレスと異なるアドレスに通信してしまう点を修正。

• FA-Panel, PA-Panel, FA-Server

  スクリプトVer2アクションにて、オンライン直後にアプリケーションエラーが発生する場合がある点を修正。

• FA-Server

  FA-Clientのトレンドグラフ画面にて、データソースボタンを押してCSVファイルを切り替えた時、CSVファイルにヘッダのレコードがあると開始スパンが自動調整されない点を修正。

• FA-Panel, PA-Panel, FA-Server

  FA-Clientもしくは、標準フレームワークから作成したプロジェクトからトレンドグラフ画面を開くと、スクリプトエラーが発生する問題を修正。