リソースチェッカーの設定

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リソースチェッカーの設定

リソースチェッカーの設定

リソースチェッカーを有効とすることで、リソース(メモリの使用量、ページファイル使用量、ハンドル数)などの使用状況をログファイルに出力します。このログは、トラブル発生時に、システムの連続運転によるメモリリークの有無などの切り分けを行う際に有力な情報となります。以下の設定でリソースチェッカーが有効となります。

 

 

Panel Serverを起動し、左ツリーからApplicationを右クリックしてプロパティを表示し、「基本設定」タブから「リソース監視」のチェックを入れると有効になります。また、リソースログを出力するフォルダも指定します。
ope_0071
 

 

リソースチェッカーを有効にして、Panel Serverをオンラインにすると、指定フォルダにログファイルが保存されます。リソースログとしては、以下のファイルが作成されます。

 

トータルリソースファイル

ファイル名に一部が「total」

PC全体のリソースに関係する情報を出力します。出力されるログの各列の意味は左から

日付

メモリ総使用量(%)

物理メモリ使用量(%)

使用可能な物理メモリ(MB)

使用している物理メモリ(MB)

仮想メモリ使用量(%)

使用可能な仮想メモリ(MB)

使用している仮想メモリ(MB)

ページファイル使用量(%)

使用可能なページファイル(MB)

使用しているページファイル(MB)

 
の情報を出力します。

サーバリソースファイル

ファイル名の一部が「server」

Panel Serverのリソースに関係する情報を出力します。出力されるログの各列の意味は左から

日付

メモリー使用量(KB)

メモリー最大使用量(KB)

ハンドル数

スレッド数

 

の情報を出力します。

クライアントリソースファイル

ファイル名の一部が「browser」

Panel Browserのリソースに関係する情報を出力します。出力されるログの各列の意味は左から

日付

メモリー使用量(KB)

メモリー最大使用量(KB)

ハンドル数

スレッド数

 

の情報を出力します。