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監視画面を作成する
続いて、監視画面(グラフィック画面)を追加していきます。今回のトレーニングでは、基本編の「監視画面を作成する-初級-」で行った「部品ライブラリ」を使用して監視画面を作成する手法に加え、部品ライブラリに用意されているプロパティを編集して部品をカスタマイズする方法も紹介します。
数値部品の配置
1.Panel Editorのワークスペースビューから「Screens.Screen01」フォームを選択します。下図の「ライブラリ」タブをクリックして、ライブラリ選択画面を表示します。
2.初期状態ではライブラリ選択画面には、すべての部品が表示されていますので、表示条件で「基本部品」ー「数値表示」と絞り込んで、一番右側の部品を使用します。
3.使用する部品ライブラリをドラッグして「画面」タブにマウス移動して、フォームに切り替わったらドラッグしたままフォームに移動してドロップします。すると、数値表示部品がフォーム上に貼り付けられます。
4.続いて、数値入力部品としてスライダー部品をフォームに追加します。ライブラリ選択画面に戻り、表示条件で「基本部品」ー「スライダー」と絞り込んで「slider202」の部品を選択します。部品を選択したら前記と同様の手順で画面に貼り付けてください。
5.フォームに貼り付けた2つの部品をカスタマイズしていきます。貼り付けた状態を下の右図の形に変更します。
6.数値表示部品をダブルクリックして、表示されるプロパティから以下の値を変更します。
7.続いて、数値表示部品を「Ctrl」キーを押しながらダブルクリックします。部品ライブラリのグループ編集状態になります。部品ライブラリを構成する各コントロールを選択・編集する事ができます。
上部のラベル部分をダブルクリックして以下のプロパティを変更します。
各コントロールを選択し、幅を調整します。編集が終わったら空いたスペースをダブルクリックし、グループ内の編集を終了します。
8.次にスライダー部品をダブルクリックして、表示されるプロパティから以下を変更します。
9.保存ボタンをクリックし、設定を保存します。
動作確認
数値部品を追加した監視画面を実際に動かしてみます。
1.Panel Serverをオンラインモニターにします。
2.Panel Editorの下図のアイコンをクリックすると、Panel Browserが起動し、クライアント設定ファイルが開かれて実行されます。
3.スライダー部品の右スライダーを動かすとU01.F01.T01のタグ値が変化し、数値表示部品の値も変化します。
4.動作確認が終了したら、Panel Serverをオフラインにします。
ビット部品の配置
1.「数値部品の配置」で作成したフォーム「Screens.Screen01」に、引き続きビット部品を配置します。ライブラリ選択画面の、表示条件で「基本部品」ー「オルタネートスイッチ」と絞り込んで、「altswitch206」部品を選択します。数値部品と同様の手順でドラッグ&ドロップでフォームへ配置します。
2.次にライブラリ選択画面の、表示条件で「基本部品」ー「ランプスイッチ」と絞り込んで、「lampswitch120」を選択します。数値部品と同様の手順でドラッグ&ドロップでフォームへ配置します。同じ手順で同じ部品をもう一つ配置します。
3.次にライブラリ選択画面の、表示条件で「基本部品」ー「セレクトスイッチ」と絞り込んで、「selswitch301」を選択します。数値部品と同様の手順でドラッグ&ドロップでフォームへ配置します。
4.最後にライブラリ選択画面の、表示条件で「基本部品」ー「文字表示」と絞り込んで、「dspstr202」を選択します。数値部品と同様の手順でドラッグ&ドロップでフォームへ配置します。
5.フォームに貼り付けた各部品のプロパティを設定します。まず、オルタネートスイッチ部品をダブルクリックしてプロパティダイアログを開きます。以下の値にプロパティを変更します。今回はON時にランプを点滅する様に設定してみます。
6.次にランプスイッチ部品をダブルクリックしてプロパティダイアログを開きます。以下の値にプロパティを変更します。2つあるランプスイッチ部品両方とも変更します。
7.次にセレクトスイッチ部品をダブルクリックしてプロパティダイアログを開きます。以下の値にプロパティを変更します。
8.最後に、文字表示部品をダブルクリックしてプロパティダイアログを開き、以下の内容でプロパティを変更します。
9.保存ボタンをクリックし、設定を保存します。
動作確認
ビット部品を追加した監視画面を実際に動かしてみます。
1.Panel Serverをオンラインモニターにします。
2.Panel Editorの下図のアイコンをクリックすると、Panel Browserが起動し、クライアント設定ファイルが開かれて実行されます。
3.「画面1」を開きます。オルタネートスイッチ部品をクリックすると、各部品の色または名称が変わります。
4.動作確認が終了したら、Panel Serverをオフラインにします。