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リソースチェッカーの設定
リソースチェッカーを有効とすることで、リソース(メモリの使用量、ページファイル使用量、ハンドル数)などの使用状況をログファイルに出力します。このログは、トラブル発生時に、システムの連続運転によるメモリリークの有無などの切り分けを行う際に有力な情報となります。以下の設定でリソースチェッカーが有効となります。
•Panel Serverを起動し、左ツリーからApplicationを右クリックしてプロパティを表示し、「基本設定」タブから「リソース監視」のチェックを入れると有効になります。また、リソースログを出力するフォルダも指定します。
リソースチェッカーを有効にして、Panel Serverをオンラインにすると、指定フォルダにログファイルが保存されます。リソースログとしては、以下のファイルが作成されます。
トータルリソースファイル ファイル名に一部が「total」 |
PC全体のリソースに関係する情報を出力します。出力されるログの各列の意味は左から •日付 •メモリ総使用量(%) •物理メモリ使用量(%) •使用可能な物理メモリ(MB) •使用している物理メモリ(MB) •仮想メモリ使用量(%) •使用可能な仮想メモリ(MB) •使用している仮想メモリ(MB) •ページファイル使用量(%) •使用可能なページファイル(MB) •使用しているページファイル(MB) |
サーバリソースファイル ファイル名の一部が「server」 |
Panel Serverのリソースに関係する情報を出力します。出力されるログの各列の意味は左から •日付 •メモリー使用量(KB) •メモリー最大使用量(KB) •ハンドル数 •スレッド数
の情報を出力します。 |
クライアントリソースファイル ファイル名の一部が「browser」 |
Panel Browserのリソースに関係する情報を出力します。出力されるログの各列の意味は左から •日付 •メモリー使用量(KB) •メモリー最大使用量(KB) •ハンドル数 •スレッド数
の情報を出力します。 |