Panelインターフェースの基本

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Panelインターフェースの基本

Panelインターフェースとは?

Panelインターフェースは、本パッケージ独自のネットワークプロトコルで、「FA-Server」と「FA-Client」の、両者間での通信に使用される専用プロトコルです。他の製品との接続で利用することはありません。

 

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基本設定

Panelインターフェースの基本設定では、以下の項目を設定することができます。

 

インターフェース仕様

基本設定

 

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インターフェースを有効にする
インターフェースの有効・無効の切り替えが可能です。
 

IPアドレス
FA-ServerのIPアドレスです。省略するとデフォルトのIPアドレスが適用されます。FA-Server の動作するPC上に複数のネットワークアダプタがあり、FA-Client がそのどちらかのIPアドレスに接続する場合、以下の様に設定します。
 
[IPアドレス1];[IPアドレス2]
※セミコロン(;)で区切り、2つ目以降のIPアドレスを設定
 
複数のネットワークセグメントから一つのFA-Server へ接続する際などに本設定がご利用頂けます。
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hint

IPアドレスは最大で5つまで設定することが可能です。

 

hint

IPアドレス横の変数ボタンは、IPアドレスの代わりに環境変数を使用する場合に利用します。詳しくは「環境変数」を参照下さい。

 

 

ポート番号
デフォルトでは6001番が設定されています。同一のポートを使用するアプリケーションがいる場合・セキュリティ要件などの理由により変更が必要な場合には変更します。
 

タイムアウト時間
FA-ServerからFA-Clientへ接続要求を行った場合のタイムアウト時間です。通信の帯域などが狭い場合は、秒数を多く設定してください。
 
 

ログイン情報

 

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ログインユーザ登録
FA-ClientからFA-Serverに接続が行われる際には、必ずログインが行われます。このログインが失敗すると接続はキャンセルされ、FA-ClientはFA-Serverから必要な情報を取得することができない等の動作制約が設けられています。
 
ログインの際に使用されるユーザーアカウント情報を本項目から追加・変更を行います。デフォルトでは「user」という名前のアカウントが登録されている状態であり、このアカウントによって自動的にログインが行われる設定となっています。特別なセキュリティ要件を設定する場合など、デフォルトのユーザーアカウント以外のユーザーを登録する場合には、以下の画面から設定を変更してください。
 

公開フォルダ

 

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公開フォルダを有効にする
公開フォルダ機能の有効・無効を切り替えます。
 

公開フォルダ名
公開フォルダ名を指定します。
 

公開フォルダ
公開フォルダを指定します。

 

 

attention

「二重化を有効にする」にチェックし、「ファイルの読み込みのみ許可」にチェックしない設定にした場合、メインフォルダとサブフォルダのファイル同期を行います。ファイル同期を行うため、例えば、「Cドライブ」や「プロジェクトフォルダ」などを公開フォルダにすると、システムが壊れたり、ロガー用の大量のファイル同期が常に動作するなど、不具合が発生しますので注意してください。

 

 

 

 

1台のPC内での接続時の注意点について

1台のPC内でFA-ServerとFA-Clientを動作させて通信している場合に、LANケーブルが抜けてしまうと通信ができなくなる場合があります。これは、Windows OSがもつメディア検出機能により、ネットワークアダプタへ設定しているIPアドレスがローカルIPアドレス「127.0.0.1」に切り替わります。また、FA-ServerとFA-Client は起動時にネットワークアダプタに設定しているIPアドレスを採用します。この現象を防ぐには、PanelインターフェースのIPアドレスに設定しているIPアドレスとローカルIPアドレス「127.0.0.1」の両方を登録することで回避できます。

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また、FA-Client のPSNodeルートプロパティには「127.0.0.1」を設定して下さい。(空の場合、起動時に有効なIPアドレスが採用されます)

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