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集計時にフィールド同士の演算を行い集計ログに含める(計算フィールド)
計算フィールドマスターファイルを定義することで、集計フィールド同士での演算を行うことができます。
集計フィールドの演算処理はレポートデータの集計が行われるタイミングで行われ、結果を集計ログに含めることができます。計算フィールドの演算結果は通常の帳票画面の列に表示したり、印字することができます。
■計算フィールド使用時の設定例
1.サマリマスターファイルの追加設定
サマリマスターファイルに以下のように記述します。
[RAW] CalculationFieldMaster=fieldmaster_calculation.csv CalculationFieldIndex=DB\index_calculation.txt ... [RAW::DAY] CalculationType=[Expression] ... [DAY::MONTH] CalculationType=[SummaryType1] ... [MONTH::YEAR] CalculationType=[SummaryType1] ... |
2.計算フィールドマスターファイルの追加設定
計算フィールドマスターファイル(fieldmaster_calculation.csv)をサマリフォルダ内に作成します。ファイル名はサマリマスタの定義内容と合わせる必要があります。
以下は計算フィールドマスターファイルの定義の例です。日報は[Expression]の定義に従い演算を行います。サマリレポートの設定画面から、データソースを選択する際、[Name]列の名前や[Comment]列が一覧に表示されデータソースとして選択できるようになります。一方[SummaryType1]では月報と年報の集計方法を指定します。
[Name], [Comment], [Expression], C000, 計算タグ合計, T000 + T001 + T002, C001, 計算タグ最大, Math.Summary("max", T000, T001, T002), ... [DecimalNum1], [SummaryType1], [ReportHeader1], [ReportHeader2], 2, AVERAGE, 工場A, 高圧受電盤, 2, AVERAGE, 工場A, 高圧受電盤, ... [ReportHeader3], [ReportHeader4] 計算タグ合計, V 計算タグ最大, V ... |
計算フィールドマスターファイルに関する詳細については、「計算フィールドマスターファイル」を参照して下さい。 |
フレームライブラリの標準フレームワークを利用した場合、サンプルとしていくつかの計算フィールドが登録されています。初めて計算フィールドを利用する際などの参考にしてください。 |
テキストエディタで直接フィールドマスターファイルを編集する場合、計算式にカンマ「,」やダブルクォーテーション「"」が含まれる式を指定する場合は以下のように記述する必要があります。
[Name],[Comment],[Expression],[UncertainIsZero],[TermOfValidity],[DecimalNum1] C002,,"Math.summasry(""max"",T000,T001,T002)",F,,2
※尚、Excelを用いて編集する場合は、Excelが自動的に文字を付加してくれるため、特に意識はする必要ありません。
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