PLCへ大量データの一括書き込みを行う(DB経由)

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PLCへ大量データの一括書き込みを行う(DB経由)

概要

ここでは、PLCへ大量データをDB経由でへ一括書き込みする方法を行います。

 

使用アクション:バッチ転送(ODBC→タグ)アクション

 

この機能のサンプルは、以下からご利用頂けます。

 

 

設定手順

タグ設定

1.タグを設定します。
c_action_0153

 

タグ名

アドレス

目的

U01.F01.T01

X0000

アクションを実行するためのトリガとなるタグ

U01.F01.D0000~D0009

D0000~D0009

一括書き込みを行うタグ

 

 


アクション設定

1.バッチ転送(ODBC→タグ)アクション「A01」を設定します。
 
c_action_0154
 

2.タグをA01にドラッグアンドドロップします。このアクションはタグをドラッグアンドドロップするだけで簡単にタグを登録することができます。
 
c_action_0155
 
c_action_0156
 
 

3.データベースを作成します。アクションで定義しているフィールド名に合わせてデータベースのレイアウトを定義します。
 
キーフィールド名:BATCH_NAME
値フィールド名:BATCH_VALUE
 
c_action_0157
 
DBの設定:
c_action_0158
 

4.「マスターレコード生成」ボタンを押し、キーとなるバッチ名をデータベースへ書き込みます。当アクションはバッチ名をキー項目としてデータベースから値を取得するため、準備としてこの作業を行う必要があります。右の画面はバッチ名がデータベースに正しく書き込まれた状態です(Accessの例)。
 
c_action_0159
 
c_action_0160

 

 

 


イベント設定

1.アクションを実行するためのタグイベントを作成します。今回はU01.F01.T01がTRUEになったら、アクションを実行します。実行アクションは「A01」を設定します。
 
c_action_0161

 

 

 

動作確認

アプリケーションをオンラインにしてください(黄色矢印)。オンライン後、U01.F01.T01にTRUEを書き込み、DBに設定された値がタグに書き込まれることを確認してください。

c_action_0162

 
c_action_0163

 

 

hint

U01.F01.D0000~D0009はどこからも参照されていないため、現在値が表示されません。そのため、該当タグを右クリックし、「タグ操作」-「モニタリング開始」を選択してください。