タグフィルタ機能の紹介

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > 監視システム構築ガイド > PLCとの通信設定とタグ登録 >

タグフィルタ機能の紹介

タグフィルタについて

タグフィルタとは、タグの値を自動的に変換するための機能です。

 

タグフィルタを設定すると、通信ドライバがPLCデバイスから読み込んだ生値に対して、タグフィルタで設定された変換処理が行われた値がタグに格納されます。また、タグに対して値を書き込むと、タグフィルタで設定された変換処理の逆の変換が行われた値がPLCに対して書き込まれます。尚、タグフィルタは、タグ1つずつに対して個別に設定することができます。

 

(処理イメージ)

p_tag_0003

 

以下は、代表的なタグフィルタの例です(※一部抜粋)。

 

種類(抜粋)

概要

ビットを反転する

 

ビットの反転を行い、TRUEをFALSEに、FALSEをTRUEに変換します。

 

工学値変換(範囲を指定)

 

範囲を指定して工学値変換を行います。例えば、PLC側の値が0 - 4000のとき、上位側を-50 – 300℃などに変換すること等ができます。

 

小数点の移動と切り捨てを行う

 

小数点の移動や、指定した少数桁での切り捨てを行います。

 

 

 

hint

タグフィルタに関する詳細については、タグ編の「タグフィルタ」を参照してください。左記のページでは、上記で紹介した以外のタグフィルタの仕様や、タグフィルタの設定方法が記述されています。