日報月報年報アクションとサマリアクションの違い

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日報月報年報アクションとサマリアクションの違い

日報月報年報アクションとサマリアクションの違い

日報月報年報アクションはVer4以前のバージョンで開発された機能であり、旧バージョンの上位互換のために残されている機能です。一方、サマリアクションはVer5から新たに追加された機能であり、日報月報年報の集計機能を含め、様々な点が拡張された機能構成となっております。

 

サマリアクションは、ロギング機能と、レポート集計機能(日報・月報・年報など)の両機能を合わせ持ったロギング/集計機能です。Ver4(バージョン4)の機能では、CSVなどへのロギング処理(ロガーアクション)と、日報集計処理(日報月報年報アクション)はそれぞれ独立した別々のアクションとして機能提供されていましたが、サマリアクションではこれらの機能が1つのアクションに統合されています。

 

もし、日報集計機能の構築を検討されている場合は、サマリアクションの利用を推奨します。

 

 

■日報月報年報アクションとサマリアクションの比較

 

比較項目

日報月報年報アクション

サマリアクション

ロギング機能

ロギング機能を内蔵していません。別途、ロガーアクションによるロギング処理を併用する必要があります(つまり、ロガーアクションと日報月報年報アクションを組み合わせて実行する必要がある)。

サマリアクションはロギング機能を内蔵しています。ロギング処理と集計処理が一体となって動作する仕組みのため、効率よく集計処理が行えるよう改善されています。

帳票レイアウトの変更(列の並び順など)

Panel Serverのオンライン中に帳票レイアウトを変更することができません。

Panel Browserのレポート画面の設定画面から、帳票レイアウト(どのページにどのフィールドを表示印刷するか)を自由に変更することができます。

従って、Panel Serverのオンライン中であってもレイアウトの変更が可能です。

運用開始後の列の追加、削除

 

追加時は末尾にのみ追加可能です。列を削除することはできません。

ロギング集計の列を、自由に追加、削除、挿入できます。

 

 

attention

日報月報年報アクションは、旧バージョンで開発されたシステムとの上位互換を保つために残されている機能です。日報集計・レポート作成機能の構築が必要な場合は、サマリアクションを使用してください。

 

attention

日報月報年報アクションには動作環境に制約があり、PA-Panelの32Bit版でのみ動作します。64Bit版ではアクションの追加/編集は可能ですが、動作させることができません。