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プロジェクトとは
PA-Panelでは、「プロジェクト」と呼ばれる単位で設定ファイルをまとめて管理することができます。
プロジェクトにはクライアント設定ファイルのほか、サーバ設定ファイルを含めることができます。サーバ設定ファイルをプロジェクトに含めて管理することで、Panel Editorのサーバ実行アイコンからすぐにPanel Serverを呼び出して開くことができるようになります。
また、1つのプロジェクトには複数のクライアント設定ファイルを登録することもできます。複数のクライアント設定ファイルで構成されるような大規模なプロジェクトについても効率よく編集することができます。
尚、プロジェクトには、さらに別のプロジェクトを含めることもできます。例えば大規模なシステム構成の場合など、監視システムが複数のプロジェクトに分かれているようなケースでは、個々のプロジェクトを統括するためのプロジェクトを作成し、そのプロジェクトに各プロジェクトを含めて登録しておくことで、Panel Editorから統括プロジェクトを開くだけですべてのプロジェクトを同一のエディタ内で編集できるようになります。
プロジェクトの概念は、PA-Panel Ver6以降で新しく追加されました。 |
設定ファイルについて
PA-Panelで作成した画面やタグなどの設定は、設定ファイルに保存されます。
プロジェクトの情報はプロジェクトファイルに保存されます(拡張子「prj」)。
Panel Editorによって作成した画面の設定情報は、クライアント設定ファイル(拡張子「xml」)として保存されます。Panel Browserはクライアント設定ファイルを読み込んで実行することによって監視を表示します。
Panel Serverから行った各種機能の設定情報は、サーバー設定ファイル(拡張子「txt」)として保存されます。
以下は、プロジェクトと設定ファイルの内訳です。
ファイル |
例 |
説明 |
プロジェクトファイル |
project.prj |
プロジェクト情報が格納されたファイルです。Panel Editorからこのファイルを開くと、プロジェクトを開くことができます。プロジェクトにはクライアント設定ファイルとサーバ設定ファイルをまとめて登録することができます。 ファイルの拡張子は、「.prj」です。 |
クライアント設定ファイル |
PA-Client.xml PA-Framework.xml
|
Panel Editorで設定した監視画面のフォームやスクリプトが格納された設定ファイルです。このファイルを直接Panel Editorから開くこともできます。 ファイルの拡張子は「.xml」です。 |
サーバ設定ファイル |
PA-Server.txt |
Panel Serverで設定した通信ドライバの設定やタグの情報、アクションやイベントなどの各種サーバ処理に関する設定ファイルです。 ファイルの拡張子は「.txt」です。 |