アラーム画面ライブラリの追加

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アラーム画面ライブラリの追加

概要

画面ライブラリの「アラームサマリ」と「アラーム履歴」を手動で組み込む方法について説明します。

 

標準フレームワークのプロジェクトにアラーム機能を後から追加したい場合や、独自のプロジェクトを構築してアラームを組み込むような場合は、本手順を参考にしてください。

 

 

hint

画面ライブラリにはサンプルが付属しています。サンプルはPanel Editorから開くことができます。サンプルの開き方に関する詳細については「画面ライブラリのヘルプ/サンプルについて」を参照してください。

 

 

 

アラーム画面ライブラリの手動組み込み

以下は、画面ライブラリの「アラームサマリ」「アラーム履歴」を手動で組み込む手順です。

 

■作業手順

 

1.ライブラリタブから画面ライブラリを選択する

 

Panel Editorでライブラリタブを選択し、種類を「画面ライブラリ」にしてください。

 

p_alarm_0062

 

すると、画面中央の表示がライブラリの選択画面に切り替わります。

 

 

2.画面ライブラリから「アラームサマリ」と「アラーム履歴」を取り込む

 

画面ライブラリのリストの中から「アラームサマリ」を選択し、プロジェクトのツリーの「client.xml」にドラッグ&ドロップしてください。

 

p_alarm_0063

 

 

同様の手順により、画面ライブラリのリストの中から「アラーム履歴」を選択し、プロジェクトのツリーの「client.xml」にドラッグ&ドロップします。

 

p_alarm_0064

 

 

p_alarm_0065

 

すると、左記のように「_AlarmSummary」と「_AlarmHistory」というフォルダが作成され、画面ライブラリとして必要なフォーム一式がコピーされます。

 

 _AlarmSummary ・・・アラームサマリ一式

 _AlarmHistory ・・・アラーム履歴一式

 

 

 

 

 

3.画面呼び出しの処理を記述する

 

標準フレームワークの場合、Client.xml(ルート)の「_MenuConf」プロパティに、アラームサマリとアラーム履歴の画面ライブラリを呼び出すための処理を記述してください。

 

p_alarm_0066

 

以下は記述例です。

 

[アラーム]

アラーム,_AlarmSummary._Main,アラームサマリ,,sys:alarmsummary_24.png,T

アラーム,_AlarmHistory._Main,アラーム履歴,,sys:alarmhistory_24.png,T

 

 

尚、独自のプロジェクトにアラームを組み込む場合など、標準フレームワークのメニュー以外からの呼び出しを行いたい場合は、部品ライブラリの「画面表示呼び出し部品」(OpenForm部品)などを使用して画面の呼び出し処理を構築してください。

 

p_alarm_0067

 

 

hint

部品ライブラリのOpenForm部品などから画面ライブラリの画面呼び出しを行う場合、呼び出し先の対象フォーム名に「フォルダ名.フォーム名」(_AlarmSummary._Main、など)で指定するようにします。尚、画面ライブラリとして提供される各画面は、いずれも「_Main」というフォームが呼び出し対象の親フォームとなっています。