VBアプリケーションへの組み込み手順

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VBアプリケーションへの組み込み手順

サンプルのダウンロード

このページで紹介されている作成例には、サンプルが用意されています。

 

サンプルは以下からダウンロードすることができます。

 

上記はVB2010のサンプルです。サンプルに含まれている「sample01.xml」は、VBから呼び出されるクライアント設定ファイルです。

本サンプルを動作させる際にはPanel Serverをオンラインにして下さい。

 

 

hint

ActiveXのイベントやメソッドについては「Panel BrowserActiveXリファレンス」を参照してください。

 

 

VBアプリケーションへの組み込み手順

Panel BrowserをVBに組み込むには、VBのコンポーネント設定で、PA-Panelのコンポーネントを有効にする必要があります。VBの「ツールボックス」「アイテムの選択」「COMコンポーネント」から、「Roboticsware PA-Panel Ver6」をチェックすることで、VBからPanel Browser ActiveXインターフェースを利用することができるようになります。

 

 

開発手順のサマリ

Panel EditorとVBを組み合わせた開発の手順は以下のとおりです。

 

1.Panel Editorで画面を作成し、クライアント設定ファイル(xml)に保存する。
 

2.セットアップ機能でクライアント設定ファイル一式を出力する(この場合のセットアップ手順は、「専用ブラウザで実行する際のセットアップ」の手順に従ってください)。
 

3.VBの画面にActiveXを貼り付け、セットアップ機能で出力されたクライアント設定ファイルの呼び出しを定義する。
 

4.VBでアプリケーション(exe)をビルドし、実行する。

 

上の手順に従ってアプリケーション(exe)をビルドし、実機PC上に配置して実行してください。この際、設定ファイルやイメージなどのリソースファイルについては、セットアップ機能によって指定フォルダに出力された配布ファイル一式を実機PCに配置してください。

 

 

尚、以下は、Panel Browser ActiveXからクライアント設定ファイルを開く際の、VBのプログラムコードの記述例です。

 

●VB.NET2010

Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load

 

  AxFAPanelBrowser1.OpenFile("sample.xml")

 

End Sub

 

上記で指定する設定ファイルのパスは、実機PCに実際に配置するパスと一致している必要がある点に注意して下さい。

 

 

attention

ライセンス認証の関係上、ActiveXインターフェースはPanel Serverと接続されている時のみ有効に動作する仕組みとなっています。