文字表示1

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文字表示1

文字表示1

 

parts_displaystring1_001

文字表示1は、タグから受け取った文字列を表示するための部品です。

 

表示対象とするタグを入力タグ(_TagIn)に指定します。

入力タグとは別に、フォルト識別タグ(_TagFault)にフォルト識別用のタグを指定することにより、下位側から受け取った機器異常などの信号をもとにフォルト表示とすることもできます。

 

 

カスタムプロパティ

 

タグ設定

入力タグ

_TagIn

入力タグのタグパスを指定します。


フォルト識別タグ

_TagFault

フォルト識別タグのタグパスを指定します。

表示設定

キャプション

_Caption

キャプションを指定します。


値テキスト色

_StatusTextColor

文字列の表示文字色を指定します。


値背景色

_StatusFillColor

文字列の背景色を指定します。


キャプション色

_CaptionColor

キャプションの色を指定します。


背景パネル

_BackPanelColor

背景パネルの色を指定します。

その他

表示値

_Value

本プロパティに対してスクリプトから表示値を直接代入することができます。

 

 

使用例

 

1) 入力タグ指定あり/フォルト識別タグなし

 

入力タグで指定したタグの値を文字列としてそのまま表示します。

 

parts_displaystring1_001

タグから受け取った値をそのまま表示します。

 

入力タグの品質フラグがBADの時、フォルト表示となります。
 

parts_displaystring1_002

部品に黄色枠が表示され、点滅表示となります。

 

 

2) 入力タグ指定あり/フォルト識別タグあり

 

フォルト識別タグを指定すると、機器のフォルト状態をタグ経由で受け取ることができます。例えば、機器の計測値とは別に故障状態(センサー異常など)を下位側から信号として受け取ることができる場合などに、当該信号のタグパスをフォルト識別タグに指定する事によって、入力タグの品質フラグの状態とあわせてフォルト表示を行うことが可能です。

 

parts_displaystring1_001

フォルト識別タグがFalseのときは、入力タグで受け取った値を通常どおり表示します。

 

 

parts_displaystring1_002

フォルト識別タグがTrueの時、又は入力タグの品質フラグがBADの場合にフォルト表示となります。

 

 

 

3) スクリプトによる値の代入

 

入力タグを指定せず、スクリプトから任意の文字列を代入して表示することができます。

スクリプトから直接値を代入する場合、「_Value」プロパティに対して行います。

 

hint

スクリプトから値を直接代入する場合は、フォルト識別タグは使用できません。

スクリプトに関する詳細は「スクリプト」を参照してください。