インターフェースの基本

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インターフェースの基本

インターフェースとは?

本パッケージには、外部アプリケーションと接続するための様々なインターフェースが用意されています。各インターフェースは複数同時に利用することが可能であり、異なるインターフェースを持つ複数のアプリケーションから同時に接続することができます。

また、他のサーバアプリケーションに対してクライアントとして接続する機能も備えています。

 

c_interface_0001

 

 

 

対応インターフェース

本パッケージが対応可能なインターフェースは、以下のとおりです。

 

 

インターフェース

説明

OPCインターフェース

 

DA1.0/2.0準拠。各社SCADAやVisualBasicなど、OPCに対応したアプリケーションと接続する事ができます。

DDEインターフェース

 

EX_Table、CF_Text準拠。各社SCADAやExcel、VisualBasicとDDE経由で接続する事ができます。

IPLinkインターフェース

 

弊社製品独自の通信プロトコル。IPLink接続用の通信ライブラリ(ActiveX)の利用により、VisualBasic等からサーバーアプリケーションに通信接続する事ができます。

Panelインターフェース

 

弊社製品独自の通信プロトコルで、Panel ServerPanel Browser間の接続に使用されます。

Redundancyインターフェース

 

Panel Serverを2重化(メイン・サブ)で動作させる事ができます。通常サブ側はメイン側が停止するまで待機状態となります。

 

上表のうち、OPC、DDE、IPLinkのインターフェースは、サーバ/クライアントの両機能に対応しています。

 

 

外部アプリケーションとの接続例

各インターフェースの通信プロトコルの通信形態は、通信サーバ機能を持ったアプリケーションに対して、クライアント機能を持ったアプリケーションが通信接続を行う、「クライアント/サーバ」方式です。「OPC」「DDE」「IPLink」インターフェースでは、本パッケージを通信サーバとして利用する他にも、他の通信サーバに対してクライアントとして接続する機能も備えています。

 

また、本パッケージでは異機種が混在した複数のPLCとの通信接続が可能です。複数のクライアントから異なるインターフェースで同時に接続することもでき、異機種PLC間のゲートウェイとして利用する事も可能です。

 

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また、下位デバイスとして接続が可能な対象はPLCのみに限定されておらず、OPCサーバ、DDEサーバ、ODBCデータベース、Microsoft Excel、仮想PLCなどに対してクライアントとして接続することができます。

 

c_interface_0003

 

 

サーバとしての利用

本パッケージをサーバ機能として利用するには以下の手順で行います。

 

1.インターフェースの設定は、Panel Serverのツリー選択ビューの「Interface」アイコンから行います。
 
c_interface_0004
 
 

2.インターフェースの種類によっては、デフォルトで無効に設定されている場合があります。インターフェースを利用する際には、利用したいインターフェースが有効になっていることを確認してください。
 
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クライアントとしての利用

本パッケージをクライアントとしてOPCやDDEなどの他のサーバアプリケーションに接続する場合には、タグのユニット追加で、接続を行いたいドライバを選択します。

 

1.クライアントとしてインターフェースを利用する設定は、画面左側ツリーの「Tag」アイコンから行います。ユニットの追加でネットワークから使用したいクライアントインターフェースを追加して下さい。
 
c_interface_0006
 
(ドライバ一覧)
c_interface_0007

 

 

hint

クライアント機能を使用する場合の詳細については、ネットワークドライバを参照してください。