標準プロジェクトの新規作成

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > 監視システム構築ガイド > 主要機能の構築 > 日報(レポート) > 日報機能の構築 >

標準プロジェクトの新規作成

標準プロジェクトの新規作成

以下に、標準フレームワークのウィザード機能を利用して、日報機能を含むプロジェクトを新規作成する方法を説明します。

 

尚、ウィザードによる標準プロジェクト作成の詳細な手順ついては、「標準プロジェクトの作成」を参照してください。

 

 

hint

標準プロジェクトにはサンプルが付属しています。サンプルはPanel Editorから開くことができます。サンプルの開き方に関する詳細については「フレームライブラリのヘルプ/サンプルについて」を参照してください。

 

 

■作業手順

 

1.スタートページから、「新規プロジェクト作成」を選択する

 

Panel Editorのスタートページから、「新規プロジェクト作成」をクリックします。

 

p_logger_0046

 

 

2.標準フレームワークを選択し「作成」を開く

 

スタートページに表示された一覧の中から「標準フレームワーク」をクリックし、画面の下部に表示された「作成」ボタンをクリックします。

 

p_logger_0047

 

 

3.プロジェクトの基本情報、表示フレームの表示様式の設定

 

画面の指示に従い、プロジェクトの基本情報(プロジェクト名、プロジェクトフォルダなど)を設定します。

 

 

4.プロジェクトに含める標準機能の選択で、目的の機能を選択する

 

以下の画面から、プロジェクトに含める機能を選択することができます。

 

p_rep_0007

 

プロジェクトに含めたい機能にチェックを入れることで、対象の機能をプロジェクトに含めることができます。

 

(有効状態)

 

p_logger_0049

(無効状態)

 

p_logger_0050

 

 

今回の例では「日報」にチェックを入れ、完了ボタンをクリックしてください。

 

p_rep_0084

 

 

自動生成されたプロジェクトをPanel Editorのワークスペースのツリーで表示すると「_Summary」フォルダが含まれていることが確認できます。日報画面に関する各種フォームはこのフォルダに格納されています。

 

p_rep_0008

 

 

標準プロジェクトのサーバ設定

上記の手順によって生成された標準プロジェクトには、あらかじめ以下のサマリアクション「Summary」が定義されています。

 

p_logger_0370

 

 

そして、イベント配下の「Summary」フォルダ内には、上記を呼び出すためのイベントとして、「LOG」という定刻イベントが登録されています。

 

p_rep_0074

 

 

この定刻イベントの設定では、毎年、毎月、毎日、毎時、毎分、繰り返し、にチェックが入っています。この設定により、本イベントは1秒周期で毎秒発生します。

 

p_logger_0180

 

 

本イベントの実行アクションには、「Summary」アクションが登録されています。この設定により、Summaryが毎秒呼び出され、結果として1秒周期のロギングが行われる動作となります。

 

p_logger_0181

 

 

また、「Summary」フォルダには、以下の定刻イベントが登録されています。

これらの定刻イベントは、日報の自動印刷およびCSV自動出力機能の処理が実装されています。

 

p_rep_0075

 

 

処理の内容

定刻イベント名

デフォルトの設定日時

日報自動印刷

PRINTREPORT_DAY

毎日00:05

月報自動印刷

PRINTREPORT_MONTH

毎月1日の00:06

年報自動印刷

PRINTREPORT_YEAR

毎年1月1日の00:07

日報CSV自動出力

CREATECSV_DAY

毎日00:10

月報CSV自動出力

CREATECSV_MONTH

毎月1日の00:11

年報CSV自動出力

CREATECSV_YEAR

毎年1月1日の00:12

 

上記のイベントに登録されている自動印刷、自動CSV保存のためのパラメータの詳細については、アクションリファレンスの「サマリアクション」及び、ライブラリリファレンスの「日報」を参照してください。