動的演算のクオリティチェック

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > 監視システム構築ガイド > 主要機能の構築 > 日報(レポート) > 日報機能の構築 > クオリティチェック機能を使用する > 演算のクオリティチェック >

動的演算のクオリティチェック

動的演算のクオリティチェックの設定

動的演算のクオリティチェックの設定は、日報画面のデータソース選択ダイアログから行うことができます。

 

p_rep_0088

 

 

以下に、動的演算のクオリティチェックの設定方法について説明します。

 

p_rep_0086

 

まず、日報画面のポイント登録から、データソース選択ダイアログを表示します。

 

 

 

 

 

 

p_rep_0089

 

データソースのオプションで「式指定」を選択し、演算式を定義します。

 

不定値を0とみなして演算したい場合は、以下のチェックを入れます。

 

p_rep_0092

 

 

attention

「不定値を0とみなし計算する」にチェックを入れなかった場合、後述するクオリティチェックの設定に関係なく、演算データに空値(NULL値)が存在した場合の計算結果は、空値(NULL値)となります。

 

 

p_rep_0090

 

クオリティチェックの設定を行うには、左記の選択ボタンをクリックします。

 

 

 

 

 

p_rep_0091

 

すると、左記の設定ダイアログが表示されます。設定ダイアログから、目的の設定を選択します。

 

設定が完了したら、OKボタンをクリックしてください。

 

 

 

各設定に対するクオリティチェック内容は以下のとおりです。尚、データソース選択画面で「不定値を0とみなし計算する」のチェックを入れなかった場合は、以下の設定内容に関係なく、演算データに空値(NULL値)が存在した場合の計算結果は、空値(NULL値)となります

 

設定項目



内容

クオリティチェックはデフォルトに従う



サマリマスタの共通プロパティセクションのActiveExpressionQualityCheckTypeパラメータで定義されたデフォルト設定に従います。サマリマスタの設定に関しては「共通プロパティセクション」を参照してください。

クオリティチェックを行わない

 



この演算ではクオリティチェックを行いません。

クオリティチェックを行う

演算データに空値が存在する場合

そのまま演算する

 

データソース選択画面で「不定値を0とみなし計算する」のチェックが入っている場合、不定値を0として演算します。



結果を空値とする

 

演算データにNULL値が存在する場合はNULL値とします。



結果を不信頼値(*123など)とする

 

演算データにNULL値が存在する場合は不信頼値(*123など)とします。


演算データに不信頼値(*123など)が存在する場合

そのまま演算する

 

不信頼値をもとにそのまま演算します。



結果を空値とする

 

演算データに不信頼値(*123など)が存在する場合はNULL値とします。



結果を不信頼値(*123など)とする

 

演算データに不信頼値(*123など)が存在する場合は不信頼値(*123など)とします。

 

 

hint

ポイント登録時の演算式指定では、内部的にはサマリレポートグリッドコントロールのAddFieldメソッドでフィールドを追加する際に、計算式を付与して指定することによって実現されています。詳細について知りたい場合は、サマリレポートグリッドコントロールのAddFieldメソッドの記述を参照してください。