NULL値の表示方法をカスタマイズする

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NULL値の表示方法をカスタマイズする

概要

集計データがNULL値(ブランク)だった場合、デフォルトでは日報画面上での表示はブランク(空欄)で表示されますが、「***」などの文字列を指定して表示することができます。また、サブレポートとして出力したCSVファイルやExcelファイルについても、NULL値を「***」などの指定文字列として出力することができます。

 

以下は、レポート画面でNULL値の表示を「***」として表示した例です。

 

p_summary_0035

 

 

 

 

特に何も指定しなかった場合は、NULL値は以下のように空欄で表示されます。

 

(空欄表示の例)

p_summary_0036

 

 

NULL値の表示方法の設定

日報画面やサブレポートでNULL値の表示方法をカスタマイズするには、サマリマスタの共通プロパティセクションの以下のパラメータを設定します。

 

パラメータ名

内容

StringOfNullDataForDisplay

 

集計値がNULL値の場合に、レポート画面に表示する文字列。

 

<設定例>

StringOfNullDataForDisplay=***

 

StringOfNullDataForSubReportExcel

 

集計値がNULL値の場合に、サブレポート(Excel)に出力する文字列。

 

<設定例>

StringOfNullDataForSubReportExcel=***

 

StringOfNullDataForSubReportCSV

 

集計値がNULL値の場合に、サブレポート(CSV)に出力する文字列。

 

<設定例>

StringOfNullDataForSubReportCSV=***

 

 

 

hint

上記の各パラメータを指定しなかった場合、又はパラメータの指定をブランクにした場合は、空欄表示となります(※「""」ではない点に注意)。

 

<ブランク表示の例>

StringOfNullDataForDisplay=

 

 

 

例)集計値がNULLだった場合に日報画面やサブレポートの表示を「***」とする場合

[COMMON]

: : :

StringOfNullDataForDisplay=***

StringOfNullDataForSubReportExcel=***

StringOfNullDataForSubReportCSV=***

: ::

 

 

例)集計値がNULLだった場合に日報画面およびサブレポートExcelファイルの表示を「---」とし、サブレポートCSVファイルのみブランクとしたい場合

[COMMON]

: : :

StringOfNullDataForDisplay=---

StringOfNullDataForSubReportExcel=---

StringOfNullDataForSubReportCSV=

: ::

 

※上記は、StringOfNullDataForSubReportCSVパラメータそのものを定義しなかった場合も同様の動作となります。