ライセンスについて

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ライセンスについて

ライセンスキーの接続

ライセンスには、通常ライセンス(USBライセンス)とオンラインライセンスが用意されています。FA-Panelの通常ライセンス版を購入すると、ライセンスキー(USBキー)が1つ提供されます。アプリケーションを使用する際は、PCにライセンスキーが接続されている必要があります。

 

※ライセンスキーには以下のIDが振られております。

 

製品

ID

FA-Panel6 1クライアント版

FA-Panel6 1CL

FA-Panel6 10クライアント版

FA-Panel6 10CL

FA-Panel6 20クライアント版

FA-Panel6 20CL

FA-Panel6 30クライアント版

FA-Panel6 30CL

 

一方、オンラインライセンスはサブスクリプション形式のライセンスで、インターネット経由でライセンスの認証を行います。USBタイプのライセンスキーが利用できないクラウド環境でも運用することができます。オンラインライセンスに関する詳細については、弊社WebサイトのFAQ「オンラインライセンスとは何ですか?」を参照してください。

 

 

制限モードについて

FA-PanelはPanel Server / Panel Editor / Panel Browserの3つのアプリケーションから構成されています。それらの内、Panel Serverを動作させるためにはライセンスキー(USBキー)が必要になります。ライセンスキーが接続されていない場合、Panel Serverは制限モードとして起動します。制限モードの制約事項としては、連続してオンラインモードで運用できる時間が2時間に制限されています。制限時間を越えると自動的にオフラインモードになりますが、再度、手動にてオンラインモードにすることができます。その他の機能については通常モードと全く同じように利用することができます。

 

hint

開発作業は制限モードでも進めることができます。つまり、ライセンスキーが1つしかない場合でも、複数人のエンジニアチームによって、複数台のPCを使って並列的に開発作業を進めることができます。

 

 

クライアント数について

FA-Panelを実行する際には、Panel Serverが稼働するPCにライセンスキー(USBキー)を接続する必要があります。ライセンスキーを接続した状態でPanel Serverを起動すると、ご購入頂いたクライアントライセンス数を上限として、複数のPanel BrowserからPanel Serverに対して同時に通信接続することができます。

 

何クライアントのライセンスを購入する必要があるのかを算出する際には、これから構築する監視システムを構成するPCの総数が何台あるのかではなく、Panel Serverに同時に接続するPanel Browserの数がいくつになるのかをカウントして求めてください。

 

以下に、いくつかの例をもとに説明します。


tra_0714

 

Panel BrowserはPanel Serverと同じPC上で動作させることも、異なるPC上で動作させることもできます。もっともシンプルなシステム構成は1台のPCのみによるスタンドアロン構成です。スタンドアロン構成の場合、必要となるクライアントライセンス数は「1」です。

 


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左記は2台のPCで構成されるシステムですが、Panel BrowserとPanel Serverを別々のPC上で動作させています。この場合も、同時にPanel Serverに接続するPanel Browserは1つのみのため、必要となるクライアントライセンス数は「1」です。

 


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例えば、10クライアントライセンスのキーを接続している場合、同時に10個のPanel BrowserからPanel Serverに接続することができます。左記の例では、PCの総数は4台ですが、3台のクライアントPC上で1つずつのPanel Browserを実行しています。この場合に必要となるクライアントライセンス数は「3」となります。

 

 

 

 


tra_0003

左記の例では、3台のPCにPanel Browserがインストールされていますが、同時に実行されているPCが2台のみで1台が停止している状態です。このような場合は、消費するクライアント数は「2」となります。

 

 


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Panel Serverと同一PC上でPanel Browserを起動した場合においても、クライアントライセンス数を消費します。左記の例では、必要なクライアント数は「3」となります。