ODBC

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ODBC

概要

ODBCユニットを使用すると、WindowsのODBCドライバを介してデータベースに接続を行い、テーブルに格納されたデータをタグを介して取得することができます。

 

1つのタグは1つのフィールドに連結します。レコード数を1とすると、最初のレコードと連結します。レコード数を2以上にすると配列タグになり、最初のレコードから順番に連結します。

 

以下はテーブルの例です。

 

FIELD01

FIELD02

FIELD03

123

456

789

 

例えば、以下のように設定した場合は、タグの値は「123」になります。

c_plc_0755
 

また、以下のように設定した場合は配列タグとなり、値は「123,456,789」になります。

c_plc_0756

 

 

attention

データベースからのデータ取得では、内部的にSELECT文を発行しています。そのため、データベースの種類により取得されるデータが順不同となる場合があります。

 

必ずテーブルの先頭レコートのデータを取得したい場合は、あらかじめORDER文でレコードの並び替えを行ったビュー表などをデータベース側で作成しておき、そのビュー表に対して接続を行うといった対策が必要です。ただし、ビュー表を使用する場合は、Serverアプリケーション側からの書き込みができない場合もあるため注意してください。また、データベースによってはビュー表を参照できない場合があるため、ビュー表を参照可能かどうかを事前に確認してください。

 

attention

データベースのフィールド名の先頭文字に数値を指定することは出来ません。

例)NG:1Field OK:Field1

 

 

設定ダイアログ詳細

ユニットの通信設定

c_plc_0941

 

 

データソース名
ODBCのデータソースを設定します。ボタンをクリックすると下記のODBC設定ダイアログが表示されます。

 

テーブル設定
連結するテーブル名です。

 

スキーマ名
データベースのスキーマ名を指定して接続する場合は、スキーマ名を指定してください。尚、MySQLの場合は本設定画面のスキーマ名は指定しないでください。

ODBC設定

c_plc_0758

 

 

データソース名
選択ボタンからデータソース選択画面を呼び出し、接続先データソースを選択します。

 

ログイン設定
ログインが必要な場合の設定です。

 

 

タグの通信設定

c_plc_0759

 

 

フィールド名
連結するフィールド名です。

 

レコード数
連結するレコード数です。2以上に設定すると配列タグになります。