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デバイス一覧
対応するデバイスは以下のとおりです。(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい。)
デバイス |
キーワード |
先頭アドレス |
説明 |
単位 |
読み |
書き |
入出力/補助リレー |
R |
00000 |
10進数 3桁+2桁(00~15) |
ビット |
○ |
○ |
コントロールリレー |
CR |
0000 |
10進数 2桁+2桁(00~15) |
ビット |
○ |
○ |
内部補助リレー |
MR |
00000 |
10進数 3桁+2桁(00~15) |
ビット |
○ |
○ |
ラッチリレー |
LR |
00000 |
10進数 3桁+2桁(00~15) |
ビット |
○ |
○ |
タイマー接点 |
T |
000 |
10進数 |
ビット |
○ |
○ |
カウンタ接点 |
C |
000 |
10進数 |
ビット |
○ |
○ |
高速カウンタ接点 |
CTH |
0 |
10進数 |
ビット |
○ |
○ |
高速カウンタコンパレータ接点 |
CTC |
0 |
10進数 |
ビット |
○ |
○ |
タイマー設定値 |
TS |
000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
カウンタ設定値 |
CS |
000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
高速カウンタ設定値 |
CTHS |
0 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
高速カウンタコンパレータ設定値 |
CTCS |
0 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
タイマー現在値 |
TN |
000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
カウンタ現在値 |
CN |
000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
高速カウンタ現在値 |
CTHN |
0 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
高速カウンタコンパレータ現在値 |
CTCN |
0 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
テンポラリデータメモリ |
TM |
000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
コントロールメモリ |
CM |
00000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
データメモリ |
DM |
00000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
拡張データメモリ |
EM |
00000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
拡張データメモリ |
FM |
00000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
インデックスレジスタ |
Z |
00000 |
10進数 |
ワード |
○ |
● |
接続例
接続対象はKV-1000になります。Ethernet接続を行う場合の設定例です。
使用機種
項目 |
機種等 |
PLC |
KV-1000 |
通信ユニット |
KV-LE20 |
設定環境
項目 |
環境 |
OS |
Windows7 Professional 64Bit |
ツール |
KV STUDIO 6.13 |
設定詳細
項目 |
設定 |
設定項目 |
設定例 |
PLC側の設定 |
ツールで設定 |
IPアドレス |
192.168.0.100 |
サブネットマスク |
255.255.255.0 |
||
ポート番号(上位リンク) |
8501 |
||
パソコン側の設定 |
ユニット設定 |
IPアドレス |
192.168.0.1 |
ポート番号 |
自動 |
※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。
接続例でのPLC側の設定
「KV-1000」に設定を行います。設定はKV STUDIOなどで行います。
1.KV STUDIOを起動して、新規プロジェクトを作成する
2.メニューの「モニタ/シミュレータ」-「通信設定」-「通信設定」を開き、PLCと通信ができることを確認する
3.ワークスペースのユニット構成内の追加したユニットを選択し、ダブルクリックする
4.ユニットエディタから「ファイル」-「PLCからユニット構成呼び出し」を選び、PLCから構成情報を呼び出す
5.以下のように設定を行い、「適用」ボタンをおして、ダイアログを閉じる
設定 |
設定内容 |
先頭DM |
DM10000(ユニットで使用するDMの先頭番号を設定) |
IPアドレス |
192.168.0.100 |
サブネットマスク |
255.255.255.0 |
ポート番号(上位リンク) |
8501 |
先頭DMなど詳細な設定については、キーエンス「イーサーネットユニット KV-LE20」 ユーザーズマニュアルなどを参照してください。 |
6.メニューの「モニタ/シミュレータ」-「PLC転送」で、プログラム転送ダイアログを表示し、必要項目にチェックをいれた後、パラメータをPLCへ書き込む
パラメータ設定後は、PLCの電源を1度落とすなどして、設定の反映を行う必要があります。リモートリセットがツールから行える場合がありますが、確実に反映させるために、電源を1度落とすことをお勧めします。 |
一部の設定は、RUNモードで転送することができないため、その場合はPROGRAMモードで転送を行ってください。 |
接続例でのパソコン側の設定
Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。
1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する
2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
LE20Aを使用している場合は、「KV-1000 LE20A」のドライバを選択してください。
3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
4.「パソコン側設定」で以下のように設定を行う
設定 |
設定内容 |
パソコンIPアドレス |
192.168.0.1 |
パソコンポート番号 |
自動 |
PLC側で接続相手のポート番号を指定することができないため、パソコン側ポート番号は「自動」としてください。 |
5.「ユニット側設定」で以下のように設定を行う
設定 |
設定内容 |
ユニットIPアドレス |
192.168.0.100 |
ユニットポート番号 |
8501 |
6.「ピングテスト」を選択し、ピングが正常に通るか確認を行う
「Ping test is success~」といったメッセージが表示されれば、テストはOKです。
7.接続テストを行い、接続確認を行う
「接続OK」といったメッセージが表示された場合、接続確認OKとなります。