集計機能の処理の流れ
サマリアクションによる集計処理は、以下の①~④の流れで行われます。
①イベント発生
サマリアクションの集計処理は、ロギング機能と同じイベントの処理タイミングをトリガとして行われます。イベントが発生した時点で、イベントの発生時刻が集計を行うべき時刻になっているものと判断された場合に自動的に集計が実行されます。イベントには「定周期イベント」「定刻イベント」「タグイベント」の3種類があります。
一定周期で発生させることができるイベントです。 |
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決まった時刻に発生させることができるイベントです。指定年、毎年、指定月、毎月、月末、指定日、毎日、指定曜日、指定時間、毎時、指定分、毎分、指定秒、毎秒の条件を組み合わせて設定します。 |
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タグ値の評価によって発生させることができるイベントです。値変化、値一致、不一致、大なり、小なりなどの条件を自由に組み合わせて設定することができます。 |
②データ収集
サマリアクションがイベントにより実行されると、ロギングに必要なデータを収集します(ロギング機能によるロギングと同意)。
③ルートログの保存
ルートログ(ヒストリカルデータ)の保存が行われます(ロギング機能によるロギングと同意)。
④集計ログの保存
ルートログの保存の後、集計処理を行うべき時刻になっているものと判断される場合、集計が実行されます。集計結果はサマリマスタの集計ログセクションの定義内容に従って、集計ログデータとして保存されます。また、集計の実行順序については、サマリマスタに定義された集計ログセクションに定義されている順に実行されます。