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セキュリティ機能の概要
FA-Panelのセキュリティは、Panel Serverに対するログイン認証によって保護されます。ログインは「ユーザ名」と「パスワード」の組み合わせによって行われ、Panel Server側にあらかじめ登録しておいたユーザ情報との比較によって合否判定されます。
また、ログイン情報には、ログインユーザ毎に「ユーザレベル」と呼ばれる番号を持つことができます(0から100までの数値)。ログインしたユーザがどのレベルに属しているのかをスクリプトなどで判定することにより、ユーザに応じて画面表示を切り替えたり、入力操作に制限を持たせたりする等、権限に応じた制約を設けることができます。
尚、セキュリティ保護を特に必要としない場合、Panel Browserの起動時に自動的にログインする設定にすることもできます(これまでのトレーニングでは、PSLoginStartupルートプロパティにAUTOと設定していましたが、その設定が自動ログインにあたります)。
その他、単にボタン操作の度にパスワードを入力させたい場合などは、前述のセキュリティ機能の利用ではなく、標準で用意されている「パスワードダイアログ」を利用するだけで簡易的な保護を掛けることもできます。
本トレーニングでは、Panel Serverによるセキュリティ機能の利用の他、パスワードダイアログによる簡易的な保護についても学習します。