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デジタル表示器の作成(色替え)
四角形コントロールの塗りの色をタグの値に応じて色替えしてみます。これはステータス表示器でよく使う表現方法です。作成は、Form01に行います。
1.3Dフレームコントロールでパネルを作成します。
3Dフレームコントロールで、以下のようなパネルを作成します。
2.色替えする四角形を貼り付けます。
FillColorプロパティを、#7F7F7Fに設定します(暗い灰色)
3.四角形のFillColorプロパティにタグをバインドします。
四角形のFillColorプロパティに、以下の内容をバインドしてください。
また、本ダイアログからの設定は、FillColorプロパティに以下の値を直接入力するのと同じ動作となります。
B.In("",T,U01.F01.T051"#00FF00","#7F7F7F) |
※この指定内容は、T51がTRUEの時に緑色、それ以外の時に灰色という意味になります。
入力バインドの書式については、「入力バインド書式」を参照して下さい。 |
4.信号名称表示用のラベルを作成します。
信号名称を表示するラベルを作成し、左寄せで信号名を表示します。ここでは“T51 STATUS”と表示します。
もう一つ3Dフレームを貼り付け、信号名称の枠にしてみました
ここまで作成した表示器を、1つのオブジェクトとしてグループ化しておきます。
動作確認
作成した表示器の動作を確認してみます。Panel Serverがオンライン状態で確認して下さい。
1.Panel Editorの下図のアイコンをクリックすると、Panel Browserが起動し、クライアント設定ファイルが開かれて実行されます。
2.表示器が表示されました。
現在、T51の値はFALSEなので、Panel Serverのタグモニタから値をTRUEに変更してみます。
表示色が緑色に切り替わりました
デジタル表示器の作成(色替え・ブリンク表示)
タグの値に応じて四角形を点滅表示する表現も、ステータス表示器でよく使う表現方法です。
1.T51で使用したデジタル表示器をコピーします。
先ほど作成した表示器を複製し、新たに別の表示器を作成してください。
2.ラベルの表示を変更します。
この表示器ではT52タグのステータスを表示したいので、コピーした表示器のラベルを変更します。グループオブジェクトの構成オブジェクトを編集する場合は、「Ctrl」キーを押しながらダブルクリックし、該当オブジェクトを選択します。
“T52 STATUS”と表示します
3.四角形のFillColorバインドを変更します。
四角形のFillColorプロパティに、以下の内容をバインドします。
また、本ダイアログからの設定は、FillColorプロパティに以下の値を直接入力するのと同じ動作となります。
B.In("",T,U01.F01.T52,B.BF("@MEDIUM","#00FF00","#005500"),"#7F7F7F") |
※この指定内容は、T52がTRUEの時の時、緑色で点滅表示しそれ以外の時には暗い灰色で表示という意味になります。
入力バインドの書式については、「入力バインド書式」を参照して下さい。 |
動作確認
作成した表示器の動作を確認してみます。Panel Serverがオンライン状態で確認して下さい。
1.Panel Editorの下図のアイコンをクリックすると、Panel Browserが起動し、クライアント設定ファイルが開かれて実行されます。
2.表示器が表示されました。
現在、T51の値はFALSEなので、Panel Serverのタグモニタから値をTRUEに変更してみます。
表示色が緑色で点滅しはじめました
デジタル表示器の作成(文字表示切り替え)
タグの値に応じて“ON”、“OFF”などの文字列を表示切り替えする表現も、ステータス表示器でよく使う表現方法です。ここではタグの値に応じて文字表示を切り替える表示器を作成してみます。
1.3Dフレームコントロールとラベルコントロールでパネルを作成します。
ラベルコントロールには、“T53 STATUS”と表示します
2.ステータス表示用のラベルを作成します。
ステータス表示用ラベルのプロパティを以下のように変更します。
・Textの“Label”を削除
・TextColorを#FFFF00に(黄色)
・TextFontのポイント数を大きく(14ポイント程度)
・BorderをTrueに変更
・FillをTrueに変更し、FillColorを#000000に(黒)
3.ステータス表示用ラベルにバインドします。
ステータス表示用ラベルのTextプロパティにタグをバインドします。
文字列を表示する場合、値はダブルクォーテーションで囲う必要があります。 |
また、本ダイアログからの設定は、Textプロパティに以下の値を直接入力するのと同じ動作となります。
B.In("",T,U01.F01.T53,"AUTO","MANUAL") |
※この設定内容は、T53がTRUEの時に“AUTO”、それ以外の時(つまり、FALSEの時)に“MANUAL”を表示する、という意味です。
ここまで作成した表示器を、1つのオブジェクトとしてグループ化しておきます。
動作確認
作成した表示器の動作を確認してみます。Panel Serverがオンライン状態で確認して下さい。
1.Panel Editorの下図のアイコンをクリックすると、Panel Browserが起動し、クライアント設定ファイルが開かれて実行されます。
2.表示器が表示されました
現在、T52はFALSEなので、Panel Serverのタグモニタから値をTRUEに変更してみます。
すると、ステータス表示が、“AUTO”に変わりました。