[解説]イベントとスクリプト

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[解説]イベントとスクリプト

イベントとスクリプト

イベントとは

イベントとは、ボタンオブジェクトなどでマウスのボタンが押された/放された、マウスカーソルがオブジェクトの範囲上に入った/外れた、といった様な、システムにとっての様々な処理タイミングのことです。例えばボタンクリック操作が行われたというイベントは「OnMouseUp」イベントによって検知することができます。そして、これらの様々なイベントは、ボタンなどの一般的なオブジェクト以外にも、フォームやrootといったオブジェクトについても持つことができます。

 

 

スクリプトとは

イベントを検知したときに実行する処理内容は、スクリプト(RoboScript)と呼ばれる言語によって記述することができます。スクリプトからは、オブジェクトが持っている「メソッド」とよばれる様々な処理命令を呼び出すことや、演算処理などが行えます(※「タグ」と呼ばれる変数の内容を自由に変更することなどもできます。タグについては次節にて解説します)。

 

例えば、「メインエリアの画面切り替え」で作成した画面表示切り替え処理では、ボタンのマウスがクリックされた時に発生する“OnMouseUp”イベントの処理の中に“OpenForm”という画面を切り替えるためのメソッド呼び出しを記述しました。このように、イベントに対応したスクリプトから目的に応じたメソッドを呼び出すことで、様々な処理を実現することが可能となります。
 
 
 

hint

スクリプトについての詳細は、「スクリプト」を参考下さい。