<< Click to Display Table of Contents >> トレーニング > 応用編 > 画面開発の基本 > 画面切り替え処理 > メインエリアの画面切り替え |
画面切り替え処理の実装(メインエリア切り替え)
メインエリアに表示するフォームを切り替える処理を実装します。メインエリアとは画面全体となりますが、フレーム分割機能を利用している場合は、メインエリアに指定したフレーム1つがメインエリアとなります。
1.「Screens.Screen01」フォームにボタンコントロールを貼り付け、Textプロパティの内容を、“Screen2”とします。
Textプロパティの値は任意ですが、別のフォームを呼び出すことが分かる文言にします
「Screens.Screen01」フォームにボタンクリックの処理を作成します。ボタンをクリックした時に発生するイベントに、スクリプトを記述します(※まずはこの資料のとおりに設定してみて下さい)。
ボタンを選択状態にして、スクリプトタブをクリックします。
スクリプトエディタに切り替わります。
イベントコンボボックスを開き、“OnMouseUp”を選択します。
スクリプトエディタにOnMouseUpのイベントに対するスクリプトが追加されました。処理内容の記述は中括弧“{”“}”で囲まれた範囲内に行います。現状、何の処理も記述されていません。
ここで、以下のように記述し、OKボタンをクリックします。
記述する内容は以下の1文になります。行頭の、コロン“:”2文字と、末尾のセミコロン“;”を忘れない様に記述します。
::OpenForm("Screen02"); |
2.「Screens.Screen02」フォームにボタンクリックの処理を作成します。こんどは「Screens.Screen02」フォームの方にも同様の設定を行います。これまでの手順を参考に、「Screens.Screen02」フォームにScreen1呼び出し用のボタンを作成し、OnMouseUpイベントに以下の処理を作成してください。
ワークスペースビューから「Screens.Screen02」フォームを選択します。
画面タブをクリックし、フォームの編集画面を表示します。
「Screens.Screen02」フォームにボタンコントロールを貼り付け、Textプロパティの内容を、“Screen1”とします。
ボタンを選択状態にして、スクリプトタブをクリックします。
スクリプトエディタに切り替わります。
イベントコンボボックスを開き、“OnMouseUp”を選択します。
スクリプトエディタにOnMouseUpのイベントに対するスクリプトが表示されています。処理内容の記述は中括弧“{”“}”で囲まれた範囲内に行います。現状、何の処理も記述されていません。
ここで、以下のように記述し、OKボタンをクリックします。
記述する内容は以下の1文になります。行頭の、コロン“:”2文字と、末尾のセミコロン“;”を忘れない様に記述します。
::OpenForm("Screen01"); |
動作確認
ここで、画面の動きを確認してみます。
1.Panel Editorの下図のアイコンをクリックすると、Panel Browserが起動し、クライアント設定ファイルが開かれて実行されます。
現在、「Screens.Screen01」フォームはビューコントロールの中に表示されています。
これは、「プロジェクトの新規作成」で「frmMain」フォームをメインフォームに設定し、「frmMain」フォームにビューコントロールを配置して、そのビューコントロールに「Screens.Screen01」フォームを表示する設定とした為です。
2.表示された画面の「Screen2」ボタンをクリックします。
メインエリアに「Screens.Screen02」フォームが表示されました。この状態で、「Screen1」ボタンをクリックします。
メインエリアに「Screens.Screen01」フォームが表示されました。