二重化での運用

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二重化での運用

運用構成

本構成は、2台のそれぞれのPC上でPanel Serverを実行し、障害発生時に備えてPanel Serverの冗長化を行う、いわゆる「サーバ二重化」による運用パターンです。通常運用時には、メイン機が動作しサブ機は待機しています。Panel Browserは、動作している方に自動的に接続してクライアント画面の表示を行います。以下の構成例で必要となるクライアントライセンス数は2つ*2セットとなります(※サーバの二重化では、メイン、サブそれぞれにライセンスが必要となります)。

 

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hint

Panel Serverの二重化機能の設定方法や推奨構成例などについては、「二重化機能」を参照して下さい。

 

 

Panel Server ー Panel Browser 間の接続設定

複数台のPCでPanel Browserを運用する場合、Panel Server ー Panel Browser 間の接続設定では以下の設定を行います。

 

プロパティ名

設定内容

プロパティ概要

接続先

(PSNode)

メイン機のサーバIPアドレス

メイン機のサーバのIPアドレス。

 

ポート

(PSPanelPort)

6001

メイン機のサーバのポート番号。

サーバ側にはデフォルトで6001が設定されています。

サーバへ二重化接続を行う

(PSNodeRedundancy)

チェック有り
(True)

二重化する場合は、Trueとする。

接続先2

(PSNode2)

サブ機のサーバIPアドレス

サブ機のサーバのIPアドレス。

ポート2

(PSPanelPort2)

6001

サブ機のサーバのポート番号。

サーバ側にはデフォルトで6001が設定されています。

 

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hint

上のクライアント設定の他に、Panel Serverの各機能(アクションなど)に二重化の設定を行う必要があります。

Panel Serverの二重化機能の設定方法や推奨構成例などについては、「二重化機能」を参照して下さい。