[解説]ライブラリ

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[解説]ライブラリ

ライブラリとは?

FA-Panel Ver6より「ライブラリ」機能が強化されました。ライブラリとは完成度の高い部品の集合であり、ユーザーは目的のライブラリを自由に利用することができます。

 

ライブラリには以下の3種類があります。

 

フレームライブラリ

画面ライブラリ

部品ライブラリ
 

 

■フレームライブラリ

 

フレームライブラリは、フレームワークの形式でライブラリ化された部品です。フレームライブラリには、メニュー構造(画面呼び出し機能)や、画面のレイアウトなどの根幹の仕組みに加え、トレンド、アラーム、レポートなど、監視システムにとってニーズの高い主要な機能一式が組み込まれており、ユーザーが構築する監視システムの「ひな型」として利用することができます。フレームライブラリを流用する事で、監視システムを短期間で構築することができます。

 

■画面ライブラリ

 

画面ライブラリは、アラーム監視やトレンドグラフ、散布図グラフ、デマンド監視グラフなど、監視画面としてニーズの高い主要機能が画面ごとライブラリ化された部品です。監視画面システムを構築する際に、選択画面から目的の機能の画面ライブラリを選んでドラッグ&ドロップするだけで、そのまま取り込んで利用することができます。画面ライブラリは完成度の高い高度な機能が部品化されており、簡単な設定のみで利用することができます。

 

■部品ライブラリ

 

部品ライブラリは、スイッチ機能、ランプ表示、数値表示、メーター表示などのほか、バルブやポンプなどの計装シンボル等、監視画面においてニーズの高い表示器、操作スイッチ、グラフィックシンボルをライブラリ化した部品です。部品ライブラリの部品を画面に張り付けて、簡単な設定を行うだけで利用することができます。

 

 

 

hint

各ライブラリは、FA-Panelの「コントロール」を組み合わせて作成されています。