長いスパンのデータを表示する

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長いスパンのデータを表示する

長期スパンのデータを表示する

※ここでは、サマリアクションに接続してヒストリカルデータを表示する場合を例に解説します。

 

グラフ上に表示可能なデータは、ヒストリカルデータのロギング周期と、表示するデータのスパンにより異なります。

 

例えば、1分周期のログデータを24時間分グラフに表示する場合のペン1本あたりのプロット点数は1,440点であり、これは少ない(軽い)と言えますが、1秒周期のログデータを3日間分グラフに表示するとした場合、1本あたりのプロット点数は259,200点となり、多すぎる(重い)と言えます。

 

トレンドグラフ機能のペン設定のデータソースの指定では、サマリアクションのRAWデータ(生データ。1秒周期の場合、1秒単位のヒストリカルデータ)以外にも、日集計、月集計、年集計などの集計データを指定することができます。そこで、スパンの長い期間のデータをグラフに表示する必要がある場合は、サマリアクションのRAWデータ(生データ)を表示するのではなく、集計データを表示することを検討してみてください。又、サマリアクションの集計単位は目的に応じて自由に設定することができます。例えば10秒集計、30秒集計など、表示したいデータの集計単位を追加し、それらをトレンドグラフで表示することもできます。

 

 

設定例

 

1.サマリアクションの集計設定で、グラフに表示したい集計単位の定義を行う。
 
例えば、「RAW::DAY」として1時間単位の集計データを作成する以外に、「RAW::10SEC」などの集計セクションで「SummaryUnit=10SEC」として設定するなど、目的に応じた集計単位を設定します。

 

2.トレンドグラフのペン設定で、「1」のデータソースを選択して表示します。
 
 

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サマリアクションに関する詳細は「サマリ」を参照してください。

 

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トレンドグラフの画面ライブラリを使用する場合、サマリアクションに追加した集計単位のキーワードがデータソースの選択ダイアログで表示されるようにプロパティを設定する必要があります。トレンドの画面ライブラリに関する詳細は、ライブラリリファレンスの「トレンドグラフ」を参照してください。