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概要
FA-Panelのトレンドグラフ機能は、ヒストリカルトレンドグラフコントロールによるグラフ表示を行います。
また、ヒストリカルトレンドグラフコントロールは、Panel Server側で動作している「サーバ機能を持つアクション」と接続し、時系列データを取得してグラフとして表示します。
サーバ機能を持つアクションとしては、以下の3つが用意されています。
種類 |
解説 |
ロガーアクション |
ロギングのみを行うアクションです。タグの値をヒストリカルデータとして時系列でロギングします。
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サマリアクション |
ロギング、集計、レポート機能が統合された、ロギング集計用のアクションです。 タグの値をヒストリカルデータとして時系列でのロギングを行い、時間、日、月などの任意の単位での集計データを自動的に生成することができます。 |
ヒストリカルデータサーバーアクション |
外部で作成されたヒストリカルデータ(CSVなどで作成された時系列データ)をマッピングすることができるアクションです。他システムで作成されたCSVファイルなどの時系列データの列情報に対してフィールド名を定義し、フィールド単位で時系列データを取り込むことができます。 |
トレンドグラフ機能では、上表のアクションが並列的に動作している環境において、同時に複数のアクションに対して接続し、同一のグラフ上に表示することができます。また、それぞれのヒストリカルデータのロギング周期が異なる場合(たとえば、1秒周期のログと5秒周期のログが混在している場合など)においても、同一のグラフ上に表示することができます。
トレンドグラフ機能を構築したりカスタマイズする際には、目的に応じて、サーバ側(アクション、イベント)と、クライアント側(コントロール)ぞれぞれに対して、適切な設定を行う必要があります。
本章では、トレンドグラフ機能をカスタマイズする上で参考となる技術情報などを紹介します。