集計データに必要な要件

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集計データに必要な要件

集計データとは

集計データとは、日報、月報、年報単位の集計データ(レポートデータ)のことです。データストアとしては、CSV、データベース(ODBC)のいずれにも対応可能です。

 

サマリアクションの場合、日報、月報、年報データが集計されるように設定してください。

外部システムで集計を行う場合も、日報、月報、年報データが個別のファイルとして集計されている必要があります。

 

 

日報集計データのフォーマット

1時間1行、1ファイル24行(24時間)で構成された集計データです(別途、1行目に見出しを付与してもOKです)。

 

電力量、ガス量などの使用量を集計する場合、各行には1時間単位の積算値(1時間内での増分値)が集計されている必要があります。尚、外気温度、外気湿度などの計測値をグラフに表示する場合は、1時間単位での最大値などを集計データに含めておく必要があります。

 

DATETIME

U01.F01.T000.TLG

U01.F01.T001.TLG

・・・

2010/4/10 00:00:00

23

100

・・・

2010/4/10 00:01:00

44

120

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

2010/4/10 00:23:00

16

115

・・・

 

ファイル名(例):

 

DAY_20170117.csv  ・・・ファイル名の末尾に年月日8桁(yyyymmdd)を付与。1日1ファイルなど。

 

 

月報集計データのフォーマット

1日1行、1ファイル最大31行(1ヶ月分)で構成された集計データです(別途、1行目を見出しとしてもOKです)。

 

電力量などの使用量を集計する場合、各行には1日単位の合計値が集計されている必要があります。

外気温度などの計測値をグラフに表示する場合は、1日単位での最大値などを集計値に含めておく必要があります。

 

DATETIME

U01.F01.T000.TLG

U01.F01.T001.TLG

・・・

2010/4/1 00:00:00

600

2400

・・・

2010/4/2 00:00:00

610

2410

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

2010/4/30 00:00:00

591

2394

・・・

 

ファイル名(例):

 

MONTH_201701.csv  ・・・ファイル名の末尾に年月6桁(yyyymm)を付与。1ヶ月1ファイルなど。

 

 

年報集計データのフォーマット

1ヶ月1行、1ファイル12行(1年分)で構成された集計データです(別途、1行目を見出しとしてもOKです)。

 

電力量などの使用量を集計する場合、各行には1ヶ月単位の合計値が集計されている必要があります。

外気温度などの計測値をグラフに表示する場合は、1ヶ月単位での最大値などを集計値に含めておく必要があります。

 

DATETIME

U01.F01.T000.TLG

U01.F01.T001.TLG

・・・

2010/4/1 00:00:00

600

2400

・・・

2010/4/2 00:00:00

610

2410

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

2010/4/30 00:00:00

591

2394

・・・

 

ファイル名(例):

 

YEAR_2017.csv  ・・・ファイル名の末尾に年4桁(yyyy)を付与。1年1ファイルなど。

 

 

hint

集計データに、外気温度、外気湿度などの計測値を集計する場合は、どのような集計方法のデータを表示するのかを考慮する必要があります。一般的な集計方法としては、最大値、最小値、平均値、開始値などがありますが、計測値をどのような集計方法で集計するのかは、グラフに表示する計測値の特性により最適なものを選択してください(例えば、電流計測値の期間内ピークを知りたい場合は「最大値」とする、平均気温を記録したい場合は平均値とする等)。

 

hint

CSVファイルの場合、対応可能な列数には特に制約はありませんが、CSVファイルを複数に分けることも可能です。この場合、以下のようなファイル名としてもOKです。

 

DAY_1_yyyymmdd.csv

DAY_2_yyyymmdd.csv

DAY_3_yyyymmdd.csv

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