インターネット経由での画面表示

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インターネット経由での画面表示

外部からインターネット経由で画面表示を行う

Webサーバ(HTTPサーバ)に「Panel BrowserをIEに組み込んで実行」のセットアップ機能で出力されたファイル一式をWebサーバの公開フォルダに配置し、外部から専用ブラウザもしくはIE経由で画面を表示する事ができます。以下のネットワーク例はイントラネット内にPanel ServerとWebサーバを別々のPCとして用意した場合の例です。
 

ネットワーク構成例)

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Panel Server の設定

Panel Server のPanelインターフェースの設定より

IPアドレス:「192.168.1.10」

ポート番号:「6001」

を設定

 

ope_0058

 

Panel Browser の設定

Panel Editor のルートプロパティの設定より

PSNode:「11.11.1.1」

PSPanelPort:「6001」

を設定

 

ope_0080

 

Webサーバの

設定

Webサーバ(IISやApacheなど)のIPアドレスとHTTP通信ポートを以下に設定

IPアドレス:「192.168.1.1」

HTTPポート番号:「80」

 

Webサーバの公開フォルダにセットアップ機能で出力したファイル一式を配置します。

 

クライアント設定ファイルで使用しているファイル拡張子が特殊なものについては、WebサーバのMIME設定で拡張子を登録する必要があります。主に追加が必要になる可能性がある拡張子は以下の拡張子です。既にWebサーバにMIME設定がされている場合や該当の拡張子ファイルを使用していない場合は、追加は不要です。

ファイル

拡張子

アプリケーションタイプ

クライアント設定ファイル

xml

application/xml

Microsoft Excel

xsl

application/vnd.ms-excel

設定ファイル

ini

text/plain

設定ファイル

txt

text/plain

暗号化ファイル

brw

text/plain

 

ルーターの

設定

外部環境のインターネットからイントラネット内に接続する場合、可変とならない固定グローバルIPアドレスが必要です(DDNSなどを利用する事も可能)。ルータの設定としては、WAN側からLAN側へのパケットをポートフォワーディング(ポート開放)するようにします。ポートフォワーディングの設定方法は、ルータ毎に設定方法が異なりますので、ルータのマニュアルを参照して下さい。

「WAN側からの80に対するパケット」→「LAN内のWebサーバ(192.168.1.1)のポート80へ転送」

「WAN側からの6001に対するパケット」→「LAN内のPanel Server(192.168.1.10)のポート6001へ転送」

 

 

 

attention

ルーター間にファイアウォール等がある場合は、ポート6001を通すように設定する必要があります。また、内部環境側のルーターはポートフォワーディングの機能が必要です。各ルーターの設定及び詳細については、使用されるルーターの販売メーカーにお問い合わせください。