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部品ライブラリとは
部品ライブラリとは、スイッチ機能、ランプ表示、数値表示、メーター表示などのほか、バルブやポンプなどの計装シンボル等、監視画面においてニーズの高い表示器、操作スイッチ、グラフィックシンボルがライブラリ化された部品です。部品ライブラリに含まれている各種部品は標準の「コントロール」を組み合わせて部品化されたもので、部品を画面に張り付けて簡単な設定を行うだけで利用することができます。
部品ライブラリのヘルプ/サンプルについて
部品ライブラリには、リファレンスとサンプルプロジェクトが付属しています。
部品ライブラリを選択すると、選択した部品の下部にサムネイルとともに注釈が表示されます。注釈の下部にある「ヘルプ」ボタンをクリックすると、選択中の部品のリファレンスが表示されます。
また、「サンプル」ボタンをクリックすると、現在編集中のPanel Editorとは別に、新たなPanel Editorがサンプルプロジェクトを開いた状態で起動します。サンプルには実際にタグが割り付けられた状態の部品が実装されており、すぐに動作を確認することができます。
部品ライブラリの利用方法
部品ライブラリは、Panel Editorのライブラリタブから自由に選択してフォームに張り付けて利用することができます。
1.Panel Editorから、画面上部にある「ライブラリ」タブを選択します。
メインビューに部品ライブラリが表示されました。
部品ライブラリが表示されない場合は、種類が「部品ライブラリ」となっている事を確認してください。
2.画面上部にある検索ツールにより、数ある部品の中から目的の部品を絞り込むことができます。
以下は、「基本部品」「イメージセレクト」で絞り込んだ状態です。
3.部品をフォームに張り付けるには、目的の部品をマウスで選択し、マウスの左ボタンを押したまま「画面」タブまでドラッグします(※マウスボタンは押したままで)。
すると、メインビューがフォームに切り替わります。フォーム上の目的の場所でマウスを離すと、部品が張り付けられます。
尚、部品ライブラリ側で「Ctrl+C」でコピーし、フォーム上で「Ctrl+V」で張り付けを行っても、同様に張り付けることができます。
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4.張り付けた部品をダブルクリックすると設定ダイアログが表示されます。部品に対する入力タグ等の必要な情報を設定します。
部品が張り付けられたフォームの「FocusHover」プロパティをTrueに設定することで、操作対象の部品上にマウスカーソルをあわせた際にフォーカス枠を表示させることができます。 |
部品ライブラリのお気に入り登録
よく使う部品を「お気に入り」として登録しておく事ができます。
通常、画面右側にあるコントロールビューはボタンやラベルなどのコントロールを選択するための表示となっていますが、右下にある「お気に入り」タブを選択すると、表示が「お気に入り」に切り替わります。お気に入りタブにライブラリ部品を登録しておく事で、より簡単に張り付けて使うことができるようになります。
1.Panel Editorの画面右下のタブから、「お気に入り」を選択する。
コントロールビューがお気に入りタブに切り替わりました。現状はまだ何も登録されていません。
お気に入りを登録するには、「+」ボタンをクリックしてライブラリを作成します。
2.ライブラリ名の入力ダイアログが表示されるので、任意の名前を指定してOKをクリックします。ここでは例として「test」とします。
3.ライブラリ「test」が作成されました。
4.お気に入りに登録する部品をマウスで選択し、お気に入りのビューにドラッグ&ドロップします。
5.お気に入りに部品が追加されました。
お気に入りを利用するには、お気に入りタブを開いて目的の部品を選択し、張り付け先のフォーム上にドラッグ&ドロップします。
または、お気に入りタブ側で対象の部品を選択した状態で「Ctrl+C」でコピーし、張り付け先のフォーム上で「Ctrl+V」で同様に張り付けることができます。
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お気に入りタブは、部品ライブラリ専用に用意された機能であり、お気に入りタブに追加できるのは部品ライブラリの部品のみとなっています。ユーザーが独自に作成したグループ部品などを直接入れることはできません。
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