アウトプット

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アウトプット

本ビューの特長

アウトプットビューは、通信エラーなどのメッセージを表示します。

 

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アウトプットビューは、メッセージの内容をテキストファイルへ保存することもできます。特にトラブル発生時のトラブルシューティングにおいて、メッセージをログファイルとして保存しておく事は非常に有効な手がかりとなります。

 

設定仕様

プロパティ仕様

メッセージ発生元

 

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アウトプットビューでは、表示するメッセージの種類を選択することができます。この設定は、アウトプットビューのプロパティの「メッセージ発生元」タブから、ビューに表示するメッセージの種類を選択する事によって行います。例えば、複数のアウトプットビューを追加し、各ビューに別々のメッセージ発生元を選択分けする事で、メッセージの種類ごとにログを分けて取得することができます。

 

 

初期値

Output Source

概要

Action

アクションの実行に関するログ

 

Action(Detail)

アクションの実行に関する詳細ログ

 

DDE

DDEインターフェースに関するログ

 

Demand

Demandアクションに関するログ

Driver

各通信ドライバに関するログ

 

Driver(Detail)

各通信ドライバに関する詳細ログ

 

Event

イベントに関するログ

 

IPLink

IPLinkインターフェースに関するログ

 

IPLink(Detail)

IPLinkインターフェースに関する詳細ログ

 

OPC

OPCインターフェース(OPCサーバ)に関するログ

 

OPC(Detail)

OPCインターフェース(OPCサーバ)に関する詳細ログ

 

Panel

Panelインターフェース(Panel Browserとの通信)に関するログ

 

Panel(Write)

Panelインターフェース(Panel Browserとの通信)経由でのタグへの書き込み要求のログ

Redundancy

Redundancyインターフェース(二重化関連)に関するログ

 

Schedule

スケジュールVer1アクションに関するログ

 

Script

スクリプトVer1アクションに関するログ

Script2

スクリプトVer2アクションに関するログ

System

システムに関するログ

Tag

タグに関するログ

 

Tag(Detail)

タグに関する詳細ログ

View

ビューに関するログ

 

 

hint

各通信ドライバ(PLC)との通信状況は、メッセージ発生元に「Tag」を含めることで知ることができます。さらに詳しいログを取得したい場合には「Tag(Detail)」を選択します。

 

hint

OPC接続でトラブルが発生した場合のトラブルシューティングには、「OPC」及び「OPC(Detail)」のメッセージは非常に有効な情報源になります。「OPC」+「OPC(Detail)」及び「Tag」+「Tag(Detail)」でエラーの状況を取得するとさらに通信の状況を詳しく知ることができます。

 

 

ファイル保存

 

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「ファイル保存」タブでは、メッセージのファイル保存に関する設定を行います。ファイル出力を有効にする際には、通常「ファイル名に日付をつける」を選択して、日ごとにファイルを分けるようにします。

また、ファイルの保存を有効にする場合、ログファイルの保存日数を指定して一定期間より古いファイルが自動的に削除されるように設定することを推奨します。

 

デフォルトの設定では保存を行わないため、ログを保存したい場合は注意してください。

 

hint

ログファイルはアウトプットビュー毎に作成されます。従って、異なるメッセージ内容のアウトプットビューを複数設定することで、メッセージ内容を分けてファイルに保存することができます。

 

 

ビュー設定

 

c_view_0011

 

最大表示数の設定を行います。この設定を超えたものは表示されません。

 

特にファイル保存を行っていない場合、この行数を超えたログは参照できなくなるため注意してください。