KZ-300 KZ-L2相当

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KZ-300 KZ-L2相当

デバイス一覧

対応するデバイスは以下のとおりです。(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい。)

デバイス

キーワード

先頭アドレス

説明

単位

読み

書き

入出力/補助リレー

R

000000

10進数 4桁+16進数 2桁

ビット

テンポラリデータメモリ

TM

0000

10進数

ワード

アナログタイマトリマ値

TMIN

0000

10進数

ワード

タイマ・カウンタ接点

TC

0000

10進数

ビット

高速カウンタコンパレータ

CTC

0000

10進数

ビット

タイマ設定値

TS

0000

10進数

ワード

カウンタ設定値

CS

0000

10進数

ワード

高速カウンタ設定値

CTCS

0000

10進数

ワード

タイマ・カウンタ現在値

TCN

0000

10進数

ワード

高速カウンタ現在値

CTH

0000

10進数

ワード

データメモリ

DM

0000

10進数

ワード

入出力/補助リレー

IO

000000

10進数 4桁+16進数 2桁

ビット

 

hint

IOとRは同じ「入出力/補助リレー」を意味します。

IOは過去のバージョンとの互換のため用意されていますが、正式にはRを使用して下さい。

 

接続例

接続対象はKZ-350になります。RS-232C接続を行う場合の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

KZ-350

通信ユニット

KZ-L2

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows7 Professional 64Bit

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

スイッチで設定

局番

0


接続形式

RS-232C


ターミネータ

なし


運転モード

リンクモード


ポーレート

38400bps


ビット長

7bits


パリティチェック

偶数


ストップビット

1bits

パソコン側の設定

ユニット設定

COMポート

接続する通信ポート番号


伝送速度

38400bps


バイトサイズ

7bits


ストップビット

1bits


パリティ

偶数


フォルダ及び通信テスト時設定

号機NO

0

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 


接続例でのPLC側の設定

「KZ-L2」に設定を行います。設定は側面にあるスイッチで行います。

 

1.側面のスイッチを以下のように設定する
 
c_plc_0460
 

スイッチ

説明

設定内容

Station No.

局番

0

Interface

接続形式

232C

Terminator

ターミネータ

OFF

A1

運転モード

OFF

A2

ON

A3

OFF

A4

ON

B1

ポートレート

OFF

B2

ON

B3

ON

B4

ビット長

OFF

B5

パリティチェック

ON

B6

ON

B7

ストップビット

OFF

B8

OFF

 

 


接続例でのパソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する
 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0461
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0462
 

4.「通信設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0463
 

設定

設定内容

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

38400

バイトサイズ

7bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

 

5.USB-RS-232C変換ケーブル等を使用している場合は、通信異常時にCOMポートがロックされる場合があるため、再オープン設定にチェックを入れる
c_plc_0464
 

6.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0465
 
「接続OK」といったメッセージが表示された場合、接続確認OKとなります。