KZ-1000 KV-L20

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KZ-1000 KV-L20

デバイス一覧

対応するデバイスは以下のとおりです。(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい。)

デバイス

キーワード

先頭アドレス

説明

単位

読み

書き

入出力/補助リレー

R

000000

10進数 4桁+16進数 2桁

ビット

コントロールリレー

CR

000000

10進数 4桁+16進数 2桁

ビット

内部補助リレー

MR

00000

10進数 4桁+2桁(00~15)

ビット

ラッチリレー

LR

00000

10進数 4桁+2桁(00~15)

ビット

テンポラリデータメモリ

TM

0000

10進数

ビット

デジタルトリマ

TRM

0000

10進数

ビット

コントロールメモリ

CM

0000

10進数

ビット

タイマ・カウンタ接点

TC

0000

10進数

ビット

高速カウンタコンパレータ

CTC

0000

10進数

ビット

タイマ設定値

TS

0000

10進数

ワード

カウンタ設定値

CS

0000

10進数

ワード

高速カウンタ設定値

CTCS

0000

10進数

ワード

タイマ・カウンタ現在値

TCN

0000

10進数

ワード

データメモリ

DM

0000

10進数

ワード

データメモリ(~19999)

DMA

10000

10進数

ワード

データメモリ(~29999)

DMB

20000

10進数

ワード

データメモリ(~39999)

DMC

30000

10進数

ワード

データメモリ(~49999)

DMD

40000

10進数

ワード

データメモリ(~59999)

DME

50000

10進数

ワード

データメモリ(~69999)

DMF

60000

10進数

ワード

拡張データメモリ

EM

00000

10進数

ワード

拡張データメモリ(~19999)

EMA

10000

10進数

ワード

拡張データメモリ(~29999)

EMB

20000

10進数

ワード

拡張データメモリ(~39999)

EMC

30000

10進数

ワード

拡張データメモリ(~49999)

EMD

40000

10進数

ワード

拡張データメモリ(~59999)

EME

50000

10進数

ワード

拡張データメモリ(~69999)

EMF

60000

10進数

ワード

拡張データメモリ

FM

00000

10進数

ワード

拡張データメモリ(~19999)

FMA

10000

10進数

ワード

拡張データメモリ(~29999)

FMB

20000

10進数

ワード

拡張データメモリ(~39999)

FMC

30000

10進数

ワード

インデックスレジスタ

Z

00000

10進数

ワード

 

接続例

接続対象はKV-1000になります。RS-232C接続を行う場合の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

KZ-1000

通信ユニット

KZ-L20R

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows7 Professional 64Bit

OS

KV STUDIO 6.13

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

ツールで設定

動作モード

リンクモード



ボーレート

19200bps



データビット長

8bits



ストップビット

1bits



パリティ

偶数

パソコン側の設定

ユニット設定

COMM

接続する通信ポート番号



伝送速度

19200bps



バイトサイズ

8bits



ストップビット

1bits



パリティ

偶数


フォルダ及び通信テスト時設定

号機NO

0

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 


接続例でのPLC側の設定

 

1.KV STUDIOを起動して、新規プロジェクトを作成する
 

2.メニューの「モニタ/シミュレータ」-「通信設定」-「通信設定」を開き、PLCと通信ができることを確認する
 

3.ワークスペースのユニット構成内の追加したユニットを選択し、ダブルクリックする
 

4.ユニットエディタから「ファイル」-「PLCからユニット構成呼び出し」を選び、PLCから構成情報を呼び出す
 

5.以下のように設定を行い、「適用」ボタンをおして、ダイアログを閉じる
c_plc_0473

 

設定

設定内容

先頭DM

DM10000(ユニットで使用するDMの先頭番号を設定)

先頭リレー番号(ch単位設定)

R30000(ユニットで使用するリレーの先頭番号を設定)

通信モード

リンクモード

ボーレート

19200bps

データビット長

8ビット

ストップビット

1ビット

パリティ

偶数

 

hint

先頭DMなど詳細な設定については、キーエンス「マルチコミュニケーションユニット KV-L20」ユーザーズマニュアルなどを参照してください。

 

 

6.メニューの「モニタ/シミュレータ」-「PLC転送」で、プログラム転送ダイアログを表示し、必要項目にチェックをいれた後、パラメータをPLCへ書き込む
c_plc_0467

 

attention

パラメータ設定後は、PLCの電源を1度落とすなどして、設定の反映を行う必要があります。リモートリセットがツールから行える場合がありますが、確実に反映させるために、電源を1度落とすことをお勧めします。

 

hint

一部の設定は、RUNモードで転送することができないため、その場合はPROGRAMモードで転送を行ってください。

 


接続例でのパソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する
 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0474
 
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0475
 

4.「通信設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0476
 

設定

設定内容

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200

バイトサイズ

8bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

 

5.USB-RS-232C変換ケーブル等を使用している場合は、通信異常時にCOMポートがロックされる場合があるため、再オープン設定にチェックを入れる
c_plc_0477
 

6.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0478
 
「接続OK」といったメッセージが表示された場合、接続確認OKとなります。