Hシリーズ EH-ETH/LAN-ETH/LAN-ETH2相当

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Hシリーズ EH-ETH/LAN-ETH/LAN-ETH2相当

デバイス一覧

対応するデバイスは以下のとおりです。(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい。)

デバイス

キーワード

先頭アドレス

説明

単位

読み

書き

ビット外部入力

X

00000

16進数 3桁+2桁(00~95)

ビット

ビット外部出力

Y

00000

16進数 3桁+2桁(00~95)

ビット

ビット内部出力

R

000000

16進数

ビット

ビットリンクエリア

L

000000

16進数

ビット

ビット内部出力

M

000000

16進数

ビット

オンディレイタイマ

TD

0000

10進数

ビット

経過値クリア

CL

0000

10進数

ビット

ワードリモート外部入力

WX

0000

16進数

ワード

ワードリモート外部出力

WY

0000

16進数

ワード

ワード内部出力

WR

000000

16進数

ワード

ワードリンクエリア

WL

000000

16進数

ワード

ワード内部出力

WM

000000

16進数

ワード

タイマカウンタ経過値

TC

0000

10進数

ワード

立ち上がりエッジ

DIF

000

10進数

ビット

立ち下がりエッジ

DFN

000

10進数

ビット

ワードネットワーク入出力エリア

WN

0000

16進数

ワード

拡張タイマ

TM

0000

10進数

ビット

拡張タイマ経過値

TV

0000

10進数

ワード

 

接続例

接続対象はEHシリーズになりますEthernet接続を行う場合の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

EH-150(EH-CPU448A)

通信ユニット

ET-ETH

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows7 Professional 64Bit

ツール

Internet Explorer 9

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

スイッチ及びWEBブラウザで設定

IPアドレス(一時設定)

192.168.0.10


IPアドレス

192.168.0.100


サブネットマスク

255.255.255.0


タイムアウト時間

30s


通信プロトコル

UDP


ポート番号

3004

パソコン側の設定

ユニット設定

IPアドレス

192.168.1.1


ポート番号

自動


通信プロトコル

UDP


最大通信インターバル

30(固定)


フォルダ及び通信テスト時設定

ループNo

FF(デフォルト値)


ユニットNo

FF(デフォルト値)

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 


接続例でのPC側の設定

 

1.「ET-ETH」の前面スイッチを設定する
EH-ETH を初めて使用する時や設定済みのIP アドレスが不明な時は、ユニット前面のディップスイッチから、既に設定済みのIP アドレスが分かっている場合は、この設定は必要ありません。
 
ここでは、一時的な設定としてIPアドレスを「192.168.0.10」と設定します。
c_plc_0382

スイッチ

説明

設定内容(16進数)

スイッチ1

WEBブラウザ設定モード

ON

スイッチ2

OFF

スイッチ3

IPアドレスの末尾を2進数で指定

(1~63の範囲で指定可能)

OFF

スイッチ4

OFF

スイッチ5

ON

スイッチ6

OFF

スイッチ7

ON

スイッチ8

OFF

 

2.WEBブラウザ(IEなど)を起動して、スイッチで設定したIPへアクセスする
スイッチを使用していない場合は、設定されているIPアドレスでアクセスしてください
c_plc_0383
 

3.設定画面が表示されたら、左メニューの「IP address」を選択する
c_plc_0384

 

4.IPアドレス設定画面から、「Setting」を選択する
c_plc_0385
 

5.以下のようにIPアドレスとサブネットマスクの設定を行う
c_plc_0386
 

設定

設定内容

IPアドレス

192.168.0.100

サブネットマスク

255.255.255.0

 

6.設定が完了したら、ページ一番下の「Set」ボタンを押して、設定を確定する
 

7.左メニューの「Task Code」を選択する
c_plc_0387
 

8.タスクコード設定画面から、「Setting」を選択する
c_plc_0388
 

9.以下のように設定を行う
c_plc_0389
 

設定

設定内容

Task code port timeout:

Enable

Timeout value

30s

Task code port 1 Protocol

UDP

Task code port 1 Port No.

3004

 

10.設定が完了したら、ページ一番下の「Set」ボタンを押して、設定を確定する
 

11.左メニューのリセットを押す
リセット完了後に、PLCの電源を落とし、ディップスイッチをすべてOFF に戻し、再度電源を入れます。
c_plc_0390

 
 


接続例でのパソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する

 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0391
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0392
 

4.「パソコン側設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0393
 

設定

設定内容

パソコンIPアドレス

192.168.0.1

パソコンポート番号

自動

 

5.「ユニット側設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0394
 

設定

設定内容

ユニットIPアドレス

192.168.0.100

ユニットポート番号

3004

 

6.「通信詳細」で以下のように設定を行う
c_plc_0395
 

設定

設定内容

プロトコル

UDP/IP

最大通信インターバルイ

30(固定)

 

7.「ピングテスト」を選択し、ピングが正常に通るか確認を行う
「Ping test is success~」といったメッセージが表示されれば、テストはOKです。

 

8.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0396
 
「接続OK」といったメッセージが表示された場合、接続確認OKとなります。