FLEX-PC Nシリーズ CPU付属ローダーポート

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FLEX-PC Nシリーズ CPU付属ローダーポート

デバイス一覧

対応するデバイスは以下のとおりです。(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい。)

デバイス

キーワード

先頭アドレス

説明

単位

読み

書き

入力リレー

B

000

3桁(16進)

ビット

出力リレー

Y

000

3桁(16進)

ビット

補助リレー

M

0000

4桁(16進)

ビット

キープリレー

L

0000

4桁(16進)

ビット

タイマー接点

T

000

3桁(16進)

ビット

カウンタ接点

C

000

3桁(16進)

ビット

特殊リレー

MS

8000

4桁(16進)

ビット

タイマ現在値

TN

000

3桁(16進)

ワード

カウンタ現在値

CN

000

3桁(16進)

ワード

データレジスタ

D

0000

4桁(16進)

ワード

特殊レジスタ

DS

8000

4桁(16進)

ワード

リンクレジスタ(0スロット)

WA

0000

4桁(16進)

ワード

リンクレジスタ(1スロット)

WB

0000

4桁(16進)

ワード

リンクレジスタ(2スロット)

WC

0000

4桁(16進)

ワード

リンクレジスタ(3スロット)

WD

0000

4桁(16進)

ワード

リンクレジスタ(4スロット)

WE

0000

4桁(16進)

ワード

リンクレジスタ(5スロット)

WF

0000

4桁(16進)

ワード

リンクレジスタ(6スロット)

WG

0000

4桁(16進)

ワード

リンクレジスタ(7スロット)

WH

0000

4桁(16進)

ワード

 

接続例

接続対象はFLEX-PC Nシリーズになります。付属ローダーポートを使用したRS-232C接続を行う場合の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

NJ-CPU-B16

 

設定環境

項目

環境

OS

WindowsXP Professional 32Bit

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

パソコン側の設定

ユニット設定

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200bps

バイトサイズ

8bits

ストップビット

1bits

パリティ

奇数

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

hint

NJ-CPU-B16 の場合、デフォルトで上の通信設定(19200bps/8bit/1bit/奇数)になっているため、通信設定はPLC を接続する通信ポート番号を合せるだけです。

 

hint

CPU付属のローダーポートと直結接続を行う形になり、接続時のパラメータは固定値であるため、ユニット側で特に設定する項目はありません。

 

 


接続例でのパソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する

 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0331
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0332
 

4.「通信設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0333.
 

設定

設定内容

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

38400

バイトサイズ

8bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

 

5.USB-RS-232C変換ケーブル等を使用している場合は、通信異常時にCOMポートがロックされる場合があるため、再オープン設定にチェックを入れる
c_plc_0334

 

6.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0335
 
「接続OK」といったメッセージが表示された場合、接続確認OKとなります。