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IPLinkインターフェースとは?
IPLinkは、本パッケージ独自のTCP/IPベースネットワークプロトコルで、クライアント/サーバ型の通信方式です。本パッケージは、IPLinkサーバー、IPLinkクライアント両方の機能を備えており、アプリケーション同士を通信接続することができます。
また、VisualBasicなどで開発した独自のクライアントアプリケーションにおいては、IPLinkクライアントライブラリの利用によって、IPLinkサーバーに接続することができます。
IPLinkの特徴は以下のとおりです。
▪クライアントはネットワーク上のどのPC(Windows)からでも接続可能
IPLinkクライアントからの接続では、IPアドレスとポート番号によってIPLinkサーバを特定します。IPLinkサーバが動作している同一のPC上はもちろん、リモートのPCなど、同一のTCP/IPネットワークに接続されたノードであればどこからでも接続が可能です。
例えば、社内LANや構内LAN経由、あるいはインターネット経由などでPLCデバイスを監視することができます。
▪複数クライアントからの同時接続が可能
IPLinkサーバに対する接続は、複数のクライアントから同時に行うことができます。
例えば、IPLinkクライアントとして動作する監視画面プログラムをVisual Basicで1つ作成し、そのプログラムを複数のPC上で同時に実行した場合、各PCの画面では同等の設備監視が可能となります。
▪異機種/複数台PLCとの同時接続が可能
クライアントからはタグ単位で接続を行います。各PLCデバイスの値を内部的にタグとして置き換えることにより、複数メーカー、異機種が混在するような複数台PLC構成においても、クライアント側から見るとPLCが1台のみの場合と同等に扱うことができます。
基本設定
IPLinkインターフェースの基本設定では、以下の項目を設定することができます。
インターフェース仕様 |
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基本設定 |
▪インターフェースを有効にする ▪IPアドレス
▪ポート番号 ▪タイムアウト時間 |