DDEインターフェースの基本

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > サーバ作成ガイド > インターフェース編 > DDEインターフェース >

DDEインターフェースの基本

DDEインターフェースとは?

DDE(Dynamic Data Exchange)は、クライアント/サーバ型の通信方式です。

 

本パッケージはDDEサーバの機能を備えており、他のDDEクライアントアプリケーションから通信接続を行うことができます。またタグのユニット定義で他のDDEサーバアプリケーションに通信接続するユニットを定義する事によって、本パッケージからDDEクライアントとして他のDDEサーバに接続する機能も備えています。

 

 

 

旧バージョンからの移行

デフォルトの設定のままで、旧バージョンと同様に扱うことが可能です。ただし、旧バージョンと新バージョンを同時に起動して使用したい場合、アプリケーション名が重複しないようにアプリケーション名を「SERVER」などに変えて下さい。

 

c_interface_0067

 

 

基本設定

DDEインターフェースの基本設定では、以下の項目を設定することができます。

 

インターフェース仕様

基本設定

c_interface_0173
 

アプリケーション名
DDEインターフェースのアプリケーション名を指定します。
 

クライアントへ値変化を通知する周期
DDEクライアントへ値変化の通知を送信する周期を指定します。

 

トピック名の後に「.」(ピリオド)を付加する
本設定は、「DDEサーバとして利用」を参照下さい。
 

値の読み込み要求時(REQUEST)はキャッシュ値から読み込む
Excelの場合、起動時にタグ毎に読み込み要求(REQUEST)が来るため、本項目にチェックを入れてキャッシュ値から読み込むようにすると起動が速くなります。但し、VBAからDDERequest関数を利用する場合については、キャッシュ値がないとエラーになります。その為その場合には、スタティックタグを作成し、フォルダの設定で「自動モニタ開始」にチェックをいれるとサーバ側でサーバキャッシュを持ちますので、キャッシュが自動的に更新されるようになります。