ODBCデータベースにロギングする

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ODBCデータベースにロギングする

概要

本頁では、ODBCデータベースへのロギングについて解説します。

 

構築例として、Access2000のデータベースへのロギングを行います。

 

 

考え方:

ODBCデータベースへのロギングを行う場合「ロガー(ODBC)」を使用します。

データベース側のテーブルを事前に手動で作成しておく必要があります。

 

尚、ここでの説明では、ロギングを行うロガーアクションを「A01」、ロガーアクションを定期的に呼び出すイベントを「E01」として記述します。

また、以降の説明を簡潔にする意味で、ロギング対象とするタグは仮想デバイスを使用します。

 

 

設定例

データベースの設定

 

Accessでデータベースを作成します。フィールド名はロガーアクションで設定するフィールド名にあわせます。

 

c_action_logger_0123

 

 

タグ設定

 

ロギング対象のタグとして、ここではPLCデバイスのかわりに仮想デバイスを使用します(実際にロギングするタグは実運用にあわせて定義してください)。

仮想デバイスユニットとして「U01」を作成し、その配下に、「U01.F01.SD0000」から「U01.F01.SD0999」の、連続した1000点のタグを作成します。

 

p_summary_0011

 

 

アクション設定

 

ODBCロガーアクション「A01」を追加します。時刻フィールド「F01」及びデータ収集のためのタグフィールド「SD0000」~「SD0009」を設定します。

 

c_action_logger_0124

 

 

■ロガーアクションのODBC設定

 

先ほど作成したデータベースに接続するための「ODBC設定」を行います。

 

以下の画面設定例を参考にしてください。

 

1)

2)

p_summary_0016

p_summary_0017

3)

4)

c_action_logger_0125

c_action_logger_0126

5)

6)

c_action_logger_0127

※上画像は一例です。

c_action_logger_0128

7)

8)

c_action_logger_0129

c_action_logger_0130

 

イベント設定

 

ロガーアクション「A01」を呼び出すための定周期イベント「E01」を作成してください。

 

ここでは、周期を10秒とし、実行アクションに「A01」を指定します

 

p_summary_0013

 

p_summary_0014

 

 

解説

ロガーアクションが実行されると、上で設定したデータベースにロギングが開始されます。

 

注意点としては、データベースのフィールド名とロガーアクションのフィールド名を一致させる必要がある点です。

その他はCSVファイルへのロギングと同様です。