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概要
本頁では、ODBCデータベースへのロギングについて解説します。
構築例として、Access2000のデータベースへのロギングを行います。
考え方:
•ODBCデータベースへのロギングを行う場合「ロガー(ODBC)」を使用します。
•データベース側のテーブルを事前に手動で作成しておく必要があります。
尚、ここでの説明では、ロギングを行うロガーアクションを「A01」、ロガーアクションを定期的に呼び出すイベントを「E01」として記述します。
また、以降の説明を簡潔にする意味で、ロギング対象とするタグは仮想デバイスを使用します。
設定例
データベースの設定
Accessでデータベースを作成します。フィールド名はロガーアクションで設定するフィールド名にあわせます。
タグ設定
ロギング対象のタグとして、ここではPLCデバイスのかわりに仮想デバイスを使用します(実際にロギングするタグは実運用にあわせて定義してください)。
仮想デバイスユニットとして「U01」を作成し、その配下に、「U01.F01.SD0000」から「U01.F01.SD0999」の、連続した1000点のタグを作成します。
アクション設定
ODBCロガーアクション「A01」を追加します。時刻フィールド「F01」及びデータ収集のためのタグフィールド「SD0000」~「SD0009」を設定します。
■ロガーアクションのODBC設定
先ほど作成したデータベースに接続するための「ODBC設定」を行います。
以下の画面設定例を参考にしてください。
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※上画像は一例です。 |
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イベント設定
ロガーアクション「A01」を呼び出すための定周期イベント「E01」を作成してください。
ここでは、周期を10秒とし、実行アクションに「A01」を指定します
解説
ロガーアクションが実行されると、上で設定したデータベースにロギングが開始されます。
注意点としては、データベースのフィールド名とロガーアクションのフィールド名を一致させる必要がある点です。
その他はCSVファイルへのロギングと同様です。