バッチ転送(タグ→テキスト)

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > サーバ作成ガイド > アクション編 > アクションリファレンス >

バッチ転送(タグ→テキスト)

本アクションの特長

タグの情報をテキストファイルへ書き出します。書き出すことができる情報は以下のとおりです。

 

種類

説明

バッチ名

アクションでタグごとに定義した名称です。

タグ名

タグパスです(U01.F01.T01など)。

タグコメント

タグに定義されたコメントです。

値品質

タグの値の品質です。通常は「GOOD」です。PLCと通信ができないと「BAD」になります。

タグの値の取得方法で「キャッシュ値を利用する」を選択し、まだ1度も通信が行われていない状態だと「UNCERTAIN」になります。

タイムスタンプ

情報を取得した時刻です。

タグの値そのものです。

 

以下はアクションの設定手順です。ドラッグ&ドロップにより簡単に定義することができます。

 

1.タグを定義する
c_action_0031
 

2.バッチ転送(タグ→テキスト)アクションを定義する
c_action_0032
 
c_action_0033
 

3.バッチ転送(タグ→テキスト)アクションにアイテムを追加する
c_action_0034
 
タグをドラックアンドドロップします。

 

このアクションを使用したサンプルについては、「PLCの大量データを一括出力する(テキスト出力)」項目を参照してください。

 

設定仕様

アクション仕様

パラメータ

なし

 

ダイアログ

■バッチ転送

 

c_action_0033

 

ファイル名
出力するファイルの名称を指定します。

 

出力フィールド
ここで選択されたフィールドがテキストファイルに出力されます。1~6の順序で保存されます。

 

フォーマットを縦横逆にする

例)

U01.F01.T01

GOOD

123

U01.F01.T02

GOOD

456

・・・

・・・

・・・

U01.F01.T99

GOOD

789

上例を逆にすると以下になります。

U01.F01.T01

U01.F01.T02

・・・

U01.F01.T99

GOOD

GOOD

・・・

GOOD

123

456

・・・

789

 

データをダブルクォーテーションで囲む
テキストファイルへ出力する際に各値が「”」で囲まれます。

 

値が配列の場合、フィールドとして出力
配列タグの場合、配列要素数分の値を「フィールド区切り文字」の指定に従い値を出力します。

 

フィールド区切り文字
テキストに出力される値は、出力フィールドの設定内容により複数の値が出力される場合がありますが、複数の値が出力される場合の区切り文字を指定します。出力フィールドが2つ以上の場合 又は 配列をフィールドとして出力する場合に指定します。
 

レコード区切り文字
ここでは、タグ毎のレコード出力を区切るための区切り文字を指定することができます。
尚、前述の「フィールド区切り文字」で設定する文字は、1つのタグ内で複数の値が出力される時に各値を区切るための区切り文字です。

 

通信エラー時の値
通信が正しく行われなかった場合に、代わりに出力する値を指定します。

 

タグ値の取得方法
埋め込み時のタグ値の取得方法について、以下の中から選択します。

キャッシュ値を利用する。

キャッシュ値を利用する。初回のみリアル値を読み込む。

リアル値を利用する。