<< Click to Display Table of Contents >> マニュアル > サーバ作成ガイド > アクション編 > アクションリファレンス > バッチ転送(タグ→ODBC) |
本アクションの特長
タグの情報をODBCデータベース(対応データーベースについてはこちら)へ書き出します。データベースへ書き出すことができる情報は以下のとおりです。
種類 |
説明 |
バッチ名 |
アクションでタグごとに定義した名称です。 |
タグ名 |
タグパスです(U01.F01.T01など)。 |
タグコメント |
タグに定義されたコメントです。 |
値品質 |
タグの値の品質です。通常は「GOOD」です。PLCと通信ができないと「BAD」になります。 タグの値の取得方法で「キャッシュ値を利用する」を選択し、まだ1度も通信が行われていない状態だと「UNCERTAIN」になります。 |
タイムスタンプ |
情報を取得した時刻です。 |
値 |
タグの値そのものです。 |
アクションの設定手順は以下のとおりです。
1.タグを定義する
2.バッチ転送(タグ→ODBC)アクションを定義する
3.バッチ転送(タグ→ODBC)アクションにアイテムを追加する
タグをドラックアンドドロップします。
4.データベースを作成する
アクションで定義しているフィールド名に合わせてデータベースのレイアウトを定義します。
例)
バッチ名フィールド:BATCH_NAME(「バッチ名」フィールドは必須です)。
値品質フィールド:BATCH_QUALITY
タイムスタンプフィールド:BATCH_TIME
値フィールド:BATCH_VALUE
Accessでのフィールド設定例:
5.「手動作成」ボタンを押し、キーとなるバッチ名をデータベースへ書き込む
当アクションはバッチ名をキー項目としてデータベースに値を書き込むため、準備としてこの作業を行う必要があります。
下の画面はバッチ名がデータベースに正しく書き込まれた状態です(Accessの例)。
このアクションを使用したサンプルについては、「PLCの大量データを一括出力する(DB出力)」項目を参照してください。
設定仕様
アクション仕様 |
|
---|---|
パラメータ |
なし
|
ダイアログ |
■バッチ転送1
▪データソース
▪テーブル名
▪オンライン時に、全レコードを削除し、レコードを再度、生成し直す
▪タグ値の取得方法 •キャッシュ値を利用する。 •キャッシュ値を利用する。初回のみリアル値を読み込む。 •リアル値を利用する。
▪通信エラー時の値
|
■バッチ転送2
データベースに保存したい出力データを選択します。バッチ名フィールドは必須項目につき、必ずデータベースへフィールドを定義してください。尚、日付や時刻によりフィールドを切り替えることもできます。
|